2026年5月20日
2026年5月20日
301リダイレクトを設定する方法【SEOを考慮した移転・URL変更対策】
はじめに
URLを変更したり、サイトを移転したりした後に旧URLを訪れたユーザーや検索エンジンを新URLに誘導するのが301リダイレクトです。「301」は「恒久的な移転」を意味し、SEOの評価(リンクジュース)も引き継がれます。適切に設定することで404エラーとSEO損失を同時に防げます。
301と302の違い
| 種類 | 意味 | SEO評価 | 用途 |
|------|------|---------|------|
| 301 | 恒久的な移転 | 引き継がれる | URLの恒久的な変更・移転 |
| 302 | 一時的な移転 | 引き継がれない | 一時的なメンテナンスなど |
URLを永続的に変更する場合は必ず301を使います。
方法1:Redirectionプラグインを使う(推奨・初心者向け)
GUIで簡単に設定できるプラグインです。
インストールと設定
1. 「プラグイン」→「新規追加」で「Redirection」を検索・インストール
2. 「ツール」→「Redirection」を開く
3. 「Add new redirection」で旧URLと新URLを入力
Source URL(旧): /old-page/
Target URL(新): /new-page/
4. 「Add Redirect」をクリック
Redirectionはリダイレクトのログも記録してくれるため、どのURLが何回アクセスされているかも確認できます。
ドメイン変更の場合
Source URL: /old-page/ ← パスのみ指定
Target URL: https://new-example.com/new-page/ ← フルURL指定も可
方法2:.htaccessで設定する(Apache)
.htaccessに直接記述する方法です。より高速に動作します。
特定のページを1対1でリダイレクト
# .htaccessに追記(# END WordPressの下に書く)
Redirect 301 /old-page/ https://example.com/new-page/
パターンマッチングでリダイレクト
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
# 特定のパスをリダイレクト
RewriteRule ^old-category/(.*)$ /new-category/$1 [R=301,L]
# ドメイン全体を移転
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^old-example\.com [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://new-example.com/$1 [R=301,L]
# httpをhttpsにリダイレクト
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>
wwwあり・なしの統一
# wwwなしにリダイレクト
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.example\.com [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://example.com/$1 [R=301,L]
# wwwありにリダイレクト
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^example\.com [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://www.example.com/$1 [R=301,L]
方法3:wp-config.phpに定数を設定
単純なhttpsリダイレクトの場合:
// wp-config.phpに追加
define('FORCE_SSL_ADMIN', true);
WordPressの管理画面をhttpsに強制します。フロントエンドへの強制はプラグインまたは.htaccessで設定します。
方法4:Nginxの場合
Nginxサーバーの場合はnginx.confに設定します:
server {
listen 80;
server_name old-example.com;
return 301 https://new-example.com$request_uri;
}
server {
listen 443 ssl;
server_name www.new-example.com;
return 301 https://new-example.com$request_uri;
}
サイト移転時のリダイレクト設定のベストプラクティス
1. 旧サーバーで301リダイレクトを設定してから新サーバーに移転
2. 主要なページのURLは変えずに移転する
3. パーマリンク構造を変える場合は移転と同時に行い、1回のクロールで解決させる
4. Google Search Consoleで「アドレス変更」ツールを使用
5. 重要な外部リンクの送信元サイトに新URLを連絡する
リダイレクトチェーンに注意
リダイレクトが数珠つなぎになるのは避けます:
❌ 悪い例(チェーン):
/page-a/ → /page-b/ → /page-c/
✅ 良い例(直接):
/page-a/ → /page-c/
/page-b/ → /page-c/
リダイレクトチェーンは表示速度の低下とSEE評価の希薄化を招きます。
まとめ
301リダイレクトはRedirectionプラグインで簡単に設定できます。技術的な知識がある場合は.htaccessに直接記述する方がパフォーマンスが良いです。サイト移転時は旧URLから新URLへの一括リダイレクト設定を忘れずに行い、SEO評価を守りましょう。
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