2026年5月20日
2026年5月20日
ファイルパーミッションが原因の403エラーの解決方法
はじめに
ファイルやフォルダのパーミッション(アクセス権限)が不正な値に設定されていると、Webサーバーがファイルを読み取れずに403 Forbidden エラーを返します。特にサーバー移転後やバックアップからの復元後に起こりやすい問題です。
パーミッションが403エラーの原因になるケース
- フォルダのパーミッションが
700(所有者のみアクセス可)になっている - ファイルのパーミッションが
600(所有者のみ読み書き)になっている wp-content/uploads/が000(全員アクセス不可)になっている- サーバー移転で所有者(owner)が変わりアクセスできなくなった
パーミッションエラーの確認と修正手順
FTPクライアント(FileZilla)で確認する
1. FTPでサーバーに接続
2. 問題のファイル・フォルダを右クリック
3. 「ファイルパーミッションの変更」 を選択
4. 現在のパーミッション値を確認
WordPressの推奨パーミッション
📁 フォルダ: 755 (rwxr-xr-x)
📄 ファイル: 644 (rw-r--r--)
📄 wp-config.php:600 または 644
📄 .htaccess:644
📁 wp-content/uploads/:755 (書き込みが必要)
FTPで一括修正する
FileZillaでフォルダを右クリック → 「ファイルパーミッションの変更」:
1. 「サブディレクトリに再帰的に適用する」をチェック
2. 「ディレクトリのみに適用する」 を選択 → 755 に設定
3. 同フォルダを再度右クリック → 「ファイルパーミッションの変更」
4. 「ファイルのみに適用する」 を選択 → 644 に設定
SSH/WP-CLIで一括修正する
# フォルダを755に設定
find /path/to/wordpress/ -type d -exec chmod 755 {} \;
# ファイルを644に設定
find /path/to/wordpress/ -type f -exec chmod 644 {} \;
# wp-config.phpを600に設定
chmod 600 /path/to/wordpress/wp-config.php
特定フォルダのパーミッション確認
wp-content/uploads/
画像アップロードが403になる場合、uploads/ フォルダのパーミッションを確認します:
wp-content/uploads/ → 755
wp-content/uploads/YYYY/MM/ → 755
Webサーバーが書き込めないと新しいファイルの作成もできなくなります。
オーナー(owner)の確認(SSH使用時)
パーミッションが正しくてもオーナーが違う場合にも403が起きます:
# ファイルオーナーを確認
ls -la /path/to/wordpress/
# www-data(Nginx/Apache)に変更
sudo chown -R www-data:www-data /path/to/wordpress/
# 再度パーミッションを設定
find /path/to/wordpress/ -type d -exec chmod 755 {} \;
find /path/to/wordpress/ -type f -exec chmod 644 {} \;
注意事項
- 777は絶対に使わないでください。 全員が書き込めるため、マルウェア感染のリスクが大幅に高まります。
- オーナーの変更(chown)はSSH(root権限)が必要な場合があります。共有ホスティングではサポートへ依頼してください。
まとめ
パーミッションが原因の403エラーは、FTPクライアントで再帰的に 755/644 に設定し直すだけで解決します。SSH が使える環境では find コマンドで一括修正が効率的です。
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