2026年6月25日
2026年6月25日
Containerdとruncの仕組みとDockerとの違い
はじめに
Containerdは、Linuxのサーバー上でコンテナを効率的に管理するために設計されたツールで、runcはその中核的なコマンドラインツールです。一方、Dockerはこれらをさらに高レベルのインターフェースと機能で包み込むことで、より簡単にコンテナ化作業を行うことができます。この記事では、Containerdとruncの仕組みと、それらがDockerとはどのように異なるのかについて詳しく説明します。
症状・背景
- Containerdは、コンテナのライフサイクル管理に特化したツールであり、Dockerから独立して使用することができます。
- runcはContainerdを通じて実行されるコンテナのランナー(実行環境)です。
- Dockerはこれらをさらに高レベルで抽象化し、使いやすくするためのUIとAPIを提供しています。
手順・設定方法
ステップ1: Containerdのインストール
# CentOS 7の場合
sudo yum install -y containerd.io
# Ubuntu 20.04の場合
sudo apt-get update && sudo apt-get install -y containerd.io
# Dockerが既にインストールされている場合、Containerdを切り替える
sudo systemctl stop docker.service
sudo ln -s /usr/bin/containerd-shim-runc-v1 /usr/bin/runc
ステップ2: runcの基本操作
# runcを使用して新しいコンテナを作成する
runc run --console-socket /run/containerd/io.containerdἐm1.0.crio.default/daemon/console.sock sample-container
# コンテナを一覧表示する
runc list
ステップ3: Containerdの設定ファイルの確認
# /etc/containerd/config.tomlの内容を確認する
cat /etc/containerd/config.toml
# 必要に応じてパラメータを変更する
スtep4: 実践/トラブルシュート/監視
# Containerdの状態を監視する
journalctl -u containerd.service
# runcで作成したコンテナの一覧を確認する
runc list
注意事項
- Containerdは高レベルな抽象化を提供していないため、直接的なコマンドライン操作が要求される場面がある。
- runcは非常にシンプルであり、高度な機能や管理ツールがないため注意が必要である。
- Dockerはこれらの特徴を補完し、より使いやすい環境を提供する。
まとめ
1. Containerd: コンテナのライフサイクル管理に特化したツール。高レベルの抽象化が不足している。
2. runc: Containerdを通じてコンテナの実行を担当する基本的なコマンドラインツール。高度な機能がない。
3. Docker: Containerdとruncをさらに高レベルで管理し、使いやすくするためのUIとAPIを提供。
4. 互換性: DockerはContainerdと連携して動作するが、直接使用することも可能。
5. 用途: Dockerが一般的なユーザー向けに推奨される一方、特定のニーズにはContainerdやruncを使用することが推奨される。
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