2026年6月22日

2026年6月22日

障害時のロールバックとカットバック手順

はじめに

障害が発生した際の迅速な復旧は、サービス停止時間を最小限に抑え、顧客満足度を向上させる重要な要素です。本記事では、Linuxサーバー上でWordPressサイトの障害時対策としてのロールバックとカットバック手順について解説します。

症状・背景

このテーマが必要になる主な場面は以下の通りです:

  • ブログ投稿やページが予期せずに削除された
  • ウィジェットやプラグインの更新によりサイト機能が一時的に停止した
  • コードミスによりサイト構造が壊れた
  • セキュリティ侵害により不正アクセスが発生した

手順・設定方法

ステップ1: ロールバックの準備

# 作業前にデータ差分を確認
diff /var/www/html/old/ /var/www/html/new/

# 必要なファイルとディレクトリをバックアップ
tar czf backup.tar.gz /var/www/html/

ステップ2: ロールバックの実行

# 設定ファイルのロールバック
cp /var/www/html/old/wp-config.php /var/www/html/

# データベースのロールバック(MySQLコマンド)
mysql -u root -p old_db < /var/www/html/old/db_backup.sql

# WordPressテーマとプラグインのロールバック
wp plugin deactivate all
wp theme switch old_theme

ステップ3: カットバックの準備と実行

# 新しいバージョンをリモートサーバからダウンロード
wget https://example.com/releases/new.zip -O /var/www/html/

# データベースの最新状態を確認
mysqladmin -u root -p status

ステップ4: 実践/トラブルシュート/監視

# サービスの再起動
systemctl restart apache2.service

# ログファイルの確認
tail -f /var/log/apache2/error.log

注意事項

  • バックアップは定期的に行い、最新の状態を保持すること
  • 管理者権限での操作を避ける
  • セキュリティ上の注意点に気をつけて管理を行うこと
  • 操作実行前に他の管理者と確認し合う

まとめ

1. ロールバックの準備: バックアップと差分チェック

2. ロールバックの実行: ファイルとデータベースの更新

3. カットバックの準備: 新バージョンのダウンロードと確認

4. 実践/トラブルシュート/監視: サービス再起動とログ監視

5. 注意事項: 定期的なバックアップとセキュリティ管理

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