2026年5月20日
2026年5月20日
WordPressをGoogle Search Consoleに登録する方法
はじめに
Google Search Console(旧Google Webmaster Tools)はGoogleがあなたのサイトをどのように認識しているかを確認できる無料ツールです。WordPressサイトを登録することで、インデックス状況・検索パフォーマンス・クロールエラーを把握し、SEO改善に活用できます。
症状・原因
- サイトを公開してもGoogleに表示されない
- 記事を更新したのに検索結果が変わらない
- インデックスエラーが発生しているか確認できない
- どのキーワードで流入があるか分からない
解決手順
ステップ1:Search Consoleにサイトを追加する
1. https://search.google.com/search-console/ にアクセス
2. 「プロパティを追加」をクリック
3. プロパティタイプを選択:
- ドメイン: example.com(全サブドメイン・全プロトコルを統合管理)
→ DNS TXTレコードで確認(推奨)
- URLプレフィックス: https://example.com/
→ 複数の確認方法が使えるが範囲が限定的
ステップ2:WordPressで所有権を確認する
// 方法1: HTMLタグ(wp_headに出力)
// functions.php
function mytheme_search_console_verification(): void {
// Search Consoleの「HTMLタグ」で取得したmetaタグのcontent値を設定
$verification_code = 'XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX';
echo '<meta name="google-site-verification" content="'
. esc_attr($verification_code)
. '">' . "\n";
}
add_action('wp_head', 'mytheme_search_console_verification', 1);
// 方法2: HTMLファイルのアップロード
// Search Consoleが指定するファイル名(例: google123abc456def.html)を
// WordPress のルートディレクトリ(wp-config.phpと同じ場所)に設置
// FTPまたはSSHで以下を実行:
// $ echo "google-site-verification: google123abc456def.html" > /var/www/html/google123abc456def.html
// 方法3: WordPress SEOプラグイン経由
// Yoast SEO: SEO → 全般 → ウェブマスターツール → Googleの確認コード
// All in One SEO: 全般設定 → ウェブマスター認証 → Google Search Console
ステップ3:サイトマップを送信する
1. Search Console左メニュー「インデックス作成」→「サイトマップ」
2. サイトマップURLを入力して「送信」:
- WordPress標準: https://example.com/wp-sitemap.xml
3. ステータスが「成功」になることを確認
4. 「検出されたURL数」でページ数が適切か確認
// functions.php: ping で Google に変更を通知(投稿公開時)
add_action('publish_post', function (int $post_id): void {
$sitemap_url = urlencode(home_url('/wp-sitemap.xml'));
wp_remote_get("https://www.google.com/ping?sitemap={$sitemap_url}");
});
ステップ4:インデックス登録をリクエストする
手動インデックス登録の手順:
1. Search Console上部の検索バーにURLを入力
2. 「URLはGoogleに登録されています」または「URLがGoogleに登録されていません」を確認
3. 「インデックス登録をリクエスト」をクリック
4. 「登録をリクエスト済み」になることを確認
※ 処理に数日かかる場合があります
よく使う確認コマンド:
# Google でのインデックス状況を確認(site:検索)
# ブラウザで: site:example.com/post-slug/
# robots.txtの内容確認
curl https://example.com/robots.txt
# Googlebotがアクセスできるか確認
curl -s -A "Googlebot/2.1 (+http://www.google.com/bot.html)" https://example.com/post-slug/
ステップ5:カバレッジエラーに対処する
よくあるカバレッジエラーと対処法:
エラー: 「送信されたURLにnoindexタグがあります」
→ functions.php の robots 設定を確認
→ SEOプラグインの個別ページ設定を確認
エラー: 「送信されたURLがクロールされていません」
→ robots.txt でブロックされていないか確認
→ サーバーの速度制限・タイムアウトを確認
警告: 「クロール済み - インデックス未登録」
→ コンテンツの品質・重複を確認
→ 内部リンクを増やしてページの重要性をGoogleに伝える
エラー: 「送信されたURLに4xxエラーがあります」
→ 当該URLにアクセスして404/403を確認
→ .htaccess のリダイレクト設定を確認
注意事項
- 所有権確認のメタタグを削除するとプロパティのアクセス権を失います。
functions.phpに追加した場合は削除しないよう注意してください - Search Consoleのデータには2〜3日の遅延があります。設定直後はデータが表示されません
- ドメインプロパティはDNS確認が必要なためロリポップなど一部のホスティングでは使えない場合があります
まとめ
Search ConsoleにWordPressサイトを追加し、wp_head でGoogle検証メタタグを出力して所有権を確認します。/wp-sitemap.xml をSearch Consoleに送信し、新規記事は「URLの検査」から手動でインデックス登録をリクエストします。カバレッジレポートで定期的にエラーを確認して対処します。