2026年10月10日
2026年10月10日
linuxでdiskstatを使ってI/O統計を取得する方法
はじめに
この記事では、Linuxサーバー上でI/O(入出力)に関する詳細な統計情報を取得する方法を説明します。diskstatは、システムのディスクアクセス状況をリアルタイムで監視するためのツールです。I/Oパフォーマンスの問題診断やメンテナンスのための重要な情報源となります。
症状・背景
- サーバーのI/O性能が低下し、応答速度が著しく遅くなった。
- ログファイルの追加やバックアップ作業中にパフォーマンスに悪影響が出ている。
- ストレージシステムに対する負荷を定期的に評価したい。
手順・設定方法
ステップ1: diskstatのインストール
# yumやaptを使用してパッケージをインストールします。
sudo yum install dstat -y # CentOS/RHELの場合
# aptを使用してパッケージをインストールします。
sudo apt-get update && sudo apt-get install dstat -y # Debian/Ubuntuの場合
ステップ2: 基本的なI/O統計取得
# diskstatコマンドでI/O統計情報を取得します。デフォルトでは1秒ごとに更新されます。
sudo dstat -d
ステップ3: 指定したディスクだけを監視する
# ある特定のディスク(例:/dev/sda)のみを監視するために、-dオプションで指定します。
sudo dstat -d /dev/sda
ステップ4: ファイルにログ出力
# dstatコマンドのログ出力をファイルに出力します。1秒ごとのログが保存されます。
sudo dstat -d --output dstat.log 1 > /var/log/dstat.txt &
注意事項
diskstatはroot権限で実行する必要があります。- ログ出力はディスクの使用量を増やす可能性があるため、定期的にチェックして削除することをお勧めします。
- 多くのシステムでは既定の設定で利用できるが、特定の要件に合わせてコマンドラインオプションを使用する必要がある場合もある。
まとめ
1. インストール: diskstatはパッケージ管理ツールを使用して簡単にインストールできます。
2. 基本操作: 基本的な統計情報を取得するためには、dstat -dコマンドを実行します。
3. 指定ディスク監視: 特定のディスクだけを監視したい場合は、適切なオプションを使用して指定します。
4. ログ出力: 統計情報の継続的なモニタリングや後から確認する必要がある場合は、ログファイルに出力することをお勧めします。
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