2026年6月30日
2026年6月30日
Nagiosで死活監視とアラートを設定する方法
はじめに
死活監視は、システムやサービスの健康状態を定期的にチェックし、障害が発生した場合に即座にアラート通知を行うことを指します。これにより、問題が深刻化する前に早期に対処することが可能になり、業務効率の向上につながります。
症状・背景
死活監視とアラートを設定する主な場面は以下の通りです:
- サーバーのリソース利用状況(CPU、メモリ)やディスク使用量のチェック
- ネットワーク接続の確認
- システムサービスの動作確認
- ウェブサーバーやデータベースの可用性確認
手順・設定方法
ステップ1: Nagiosインストールと基本設定
# Nagios 4.x のインストール(Ubuntu 例)
sudo apt-get update
sudo apt-get install nagios-nrpe-server nagios-plugins
# ユーザーディレクトリの設定
sudo chown -R nagios:nagios /usr/local/nagios/etc/objects/
ステップ2: コンフィギュレーションファイル編集
# Nagios カスタムサービス追加
vi /usr/local/nagios/etc/objects/localhost.cfg
define service {
use generic-service ; 使用するコモン定義
host_name localhost ; 監視対象ホスト名
service_description PING ; 名称
check_command check_ping!100.0,20% ; コマンド
}
# NRPE サーバー設定
vi /etc/nagios/nrpe.cfg
allowed_hosts=127.0.0.1, 192.168.1.0/24
ステップ3: アラートメール設定
# メールサーバーの設定
vi /etc/mailname
mail.domain.com
vi /etc/postfix/main.cf
myhostname = mail.domain.com
mynetworks = 127.0.0.0/8 [::ffff:127.0.0.0]/104 [::1]/128 192.168.1.0/24
# Nagios のアラートメール設定
vi /usr/local/nagios/etc/nrpe.cfg
email_notification=TRUE
ステップ4: サービスの再起動と監視確認
# Nagios ソフトウェアと NRPE プロキシの再起動
sudo systemctl restart nagios
sudo systemctl restart nrpe
# 画面に表示されたホスト名で Nginx の ping 呼び出し
curl -vvv http://127.0.0.1/nagios/cgi-bin/status.php?host=localhost
注意事項
- Nagios の設定は各環境に合わせて調整が必要です。
- ネットワーク接続の確認では、
check_ping!コマンド以外にもcheck_http,check_diskなどがあります。 - セキュリティ上、外部からのアクセスを許可しないようにする必要があります。
まとめ
1. Nagios のインストールと基本設定: Nagios を適切にインストールし、基本的な設定を行い、サーバーの健康状態を監視できる環境を作ります。
2. コンフィギュレーションファイル編集: カスタムサービスや NRPE サーバーの設定を行います。これにより、特定のシステムやサービスに対して適切な監視を行うことができます。
3. アラートメール設定: アラートメールの送信先を設定します。障害が発生した際に迅速に対応するために重要な設定です。
4. サービスの再起動と監視確認: すべての設定が完了したら、サービスを再起動し、その機能が正常に動作することを確認します。
関連記事: