2026年5月20日
2026年5月20日
FTPで管理画面を経由せずにWordPressを修復する方法
はじめに
WordPressの管理画面(wp-admin)にアクセスできない状態でも、FTPを使えばサーバーのファイルを直接操作してサイトを復旧できます。FTPはWordPressトラブルシューティングの最終手段として必ず覚えておくべき方法です。
必要なもの
- FTPクライアント(FileZilla推奨・無料)
- FTPアカウント情報(ホスト名・ユーザー名・パスワード・ポート番号)
- レンタルサーバーの管理画面から確認できます
FTP接続手順
ステップ1:FileZillaで接続する
FileZillaを起動し、上部の入力欄に:
- ホスト:FTPホスト名(例:
ftp.example.com) - ユーザー名:FTPユーザー名
- パスワード:FTPパスワード
- ポート:21(SFTP使用時は22)
「クイック接続」をクリックして接続します。
ステップ2:WordPressのルートディレクトリに移動
接続後、右側のパネル(サーバー側)に移動します。public_html/、www/、httpdocs/ などのフォルダがWordPressのルートです。
public_html/
├── wp-admin/
├── wp-content/
│ ├── plugins/ ← プラグイン操作
│ ├── themes/ ← テーマ操作
│ └── uploads/
├── wp-includes/
└── wp-config.php ← 設定ファイル
ステップ3:プラグインを無効化する
wp-content/plugins/ フォルダを開き、問題のプラグインのフォルダ名を右クリックして「名前の変更」:
contact-form-7 → contact-form-7_disabled
全プラグインを無効化する場合:
plugins/ → plugins_disabled/
ステップ4:テーマをデフォルトに切り替える
wp-content/themes/ フォルダを開き、現在のテーマフォルダ名を変更:
my-custom-theme → my-custom-theme_disabled
WordPressはデフォルトテーマ(Twenty Twenty-Fourなど)に自動切り替えします。
ステップ5:wp-config.phpを編集する
wp-config.php をダウンロードし、テキストエディタで編集してから再アップロードします(デバッグ設定・メモリ制限の変更など)。
ステップ6:WordPressコアを再インストールする
WordPress公式サイトから最新版をダウンロード。解凍した中身から wp-content/ と wp-config.php を除くすべてのファイルをFTPでアップロード(上書き)します。
ファイルパーミッションの確認
FTPでファイルのパーミッション(属性)を確認・変更できます:
| ファイル/フォルダ | 推奨パーミッション |
|-----------------|-----------------|
| フォルダ | 755 |
| ファイル | 644 |
| wp-config.php | 600 |
FileZillaでファイルを右クリック→「ファイルのパーミッション」から変更できます。
注意事項
- FTP接続情報はレンタルサーバーの管理画面で確認してください
- SFTPを使うと通信が暗号化されてより安全です(ポート22)
- 作業前にFTPでサイト全体のバックアップを取ることを推奨します
まとめ
FTPがあれば管理画面なしでWordPressの主要な復旧作業が可能です。プラグインフォルダのリネーム→テーマのリネーム→コアファイルの上書きの順で試してください。
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