2026年8月9日
2026年8月9日
さくらインターネットにWordPressをインストールする方法
はじめに
WordPressは、ウェブサイトやブログを簡単に作成できるオープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)です。この記事では、独自ドメインと静的IPアドレスを持つサーバーであるさくらインターネットで、WordPressを手動でインストールする方法について説明します。
症状・背景
このテーマが必要になる主な場面:
- WordPressの最新版を利用したい場合
- ホスティングサービスに含まれていないカスタムプラグインを使用したい場合
- 高いセキュリティを必要とするウェブサイトを構築する場合
- 特定のサーバーコンフィギュレーションが必要な場合
手順・設定方法
ステップ1: WordPressの最新版ダウンロード
# ダウンロード先のディレクトリを作成します。
mkdir /var/www/html/wordpress
cd /var/www/html/wordpress
# WordPressの最新版をダウンロードします。
wget https://ja.wordpress.org/latest-japanese.zip
# ZIPファイルを解凍します。
unzip latest-japanese.zip
# ファイル構造を確認します。
ls -la
ステップ2: MySQLデータベースの作成とユーザー設定
# MySQLに接続します。
mysql -u root -p
# 新しいデータベースを作成します。適切な名前で置き換えてください。
CREATE DATABASE wordpress;
# WordPress用ユーザーアカウントを作成します。パスワードは適切なもので置き換えてください。
CREATE USER 'wordpressuser'@'localhost' IDENTIFIED BY 'password';
# データベースに新しいユーザーを割り当てます。
GRANT ALL PRIVILEGES ON wordpress.* TO 'wordpressuser'@'localhost';
# 変更を保存します。
FLUSH PRIVILEGES;
# MySQLから退出します。
EXIT
ステップ3: WordPressの初期設定とインストール
# WordPress初期セットアップファイルを作成します。
wp core config --dbname=wordpress --dbuser=wordpressuser --dbpass=password --extra-php='define( \'WP_DEBUG\', true );'
# WordPressをインストールします。サイト名、管理者ユーザー名、パスワードを適切なもので置き換えてください。
wp core install --url=https://yourdomain.com/ --title="Your Site Name" --admin_user=adminuser --admin_password=password --admin_email=youremail@example.com
# ファイルとディレクトリの権限を設定します。
chown -R www-data:www-data /var/www/html/wordpress
chmod -R 755 /var/www/html/wordpress
ステップ4: ApacheのVirtual Host設定と再起動
# VirtualHostファイルを作成または編集します。適切なパスやホスト名で置き換えてください。
nano /etc/apache2/sites-available/yourdomain.com.conf
# 以下をVirtualHostセクションに追加します。
<VirtualHost *:80>
ServerAdmin webmaster@localhost
DocumentRoot /var/www/html/wordpress
ServerName yourdomain.com
<Directory "/var/www/html/wordpress">
Options FollowSymLinks
AllowOverride All
Require all granted
</Directory>
</VirtualHost>
# Apacheのサービスを有効化します。
a2ensite yourdomain.com.conf
# Apacheを再起動して設定を適用します。
systemctl restart apache2
注意事項
- WordPressの更新に際しては、wp core updateコマンドを使用するか、手動で最新版をダウンロードし、適切な権限と構成を維持した上でインストールしてください。
- 安全のために、WordPress用ユーザーとデータベースのパスワードを適宜変更することをお勧めします。また、強力なパスワードを使用してください。
- セキュリティ設定として、wp-contentディレクトリ以下の書き込み権限を制限し、ファイルやフォルダーパーミッションを慎重に管理してください。
- ワークフローとパフォーマンスの最適化のために、プラグインとテーマの更新とバックアップは定期的に行うことを強く推奨します。
まとめ
1. WordPressの最新版ダウンロード: WordPress公式サイトから最新版を入手し、サーバー上に展開します。
2. MySQLデータベースの作成: 新しいデータベースを作成して、WordPress用ユーザーアカウントとアクセス権限を設定します。
3. 初期設定ファイルの生成: wp core configコマンドを使用してwp-config.phpファイルを作成し、その中で必要なオプションを指定します。
4. WordPressインストール: データベース接続情報と共にwp core installコマンドを実行し、WordPressをサイトにインストールします。
5. Apache設定の更新と再起動: 仮想ホスト設定ファイルを更新して、新たなサイト設定を有効化し、Apacheサービスを再起動します。
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