2026年9月5日
2026年9月5日
バックアップからサーバーを復元する手順
はじめに
サーバーが不正アクセスやシステムエラーにより動作不能になった場合、バックアップから復元することでサイトの継続的な運営を確保できます。本記事では、Linuxサーバー上でWordPressサイトをバックアップから復元する手順について解説します。
症状・背景
- サイトが⚗不正アクセスにより攻撃を受けた
- システムエラーによりWordPressサイトのデータベースやファイルが破損した
- 予期せぬ更新によりシステムの機能が変更され、元に戻したい
- 新しいバージョンのWordPressをインストールしてからサイトが問題がある
手順・設定方法
ステップ1: バックアップファイルの確認
# 作業ディレクトリに移動します
cd /path/to/backup
# 最新のバックアップファイル名を確認します
ls -lt
ステップ2: バックアップからデータベースとファイルを復元
# MySQLデータベースを復元します
mysql -u username -p database_name < backup_db.sql
# WordPressのファイルを解凍して復元します
tar -xzf backup_files.tar.gz -C /path/to/wordpress
# もし、バックアップ時にwp-contentディレクトリが含まれていなければ再度展開します
tar -xzf wp_content_backup.tar.gz -C /path/to/wordpress/wp-content
ステップ3: パーミッションの修正
# WordPressとそのファイルのパーミッションを正しく設定します
chown -R www-data:www-data /path/to/wordpress
# wp-contentディレクトリのパーミッションも修正します
chown -R www-data:www-data /path/to/wordpress/wp-content
# ファイルの所有者とグループを変更し、書き込み権限を追加します
find /path/to/wordpress -type f -exec chmod 644 {} \;
find /path/to/wordpress -type d -exec chmod 755 {} \;
ステップ4: WordPressプラグインとテーマの再インストール
# テーマを再インストールします
cd /path/to/wordpress/wp-content/themes
rm -rf theme_name
wp theme install theme_name.zip --activate
# もし、プラグインがバックアップに含まれていなければ再度インストールします
cd /path/to/wordpress/wp-content/plugins
rm -rf plugin_name
wp plugin install plugin_name.zip --activate
ステップ5: ファイアウォールやセキュリティ設定の確認
# UFWで防火壁を設定します
sudo ufw enable
# SELinuxの状態を確認し、必要に応じて設定を行います
sestatus
注意事項
- バックアップファイルは必ず最新のものを使用してください。
- 大规模なバックアップから復元する場合、サイトの利用停止が必要となるため、事前に全ユーザーへ通知してください。
- WordPressのバージョンが異なる場合は、適切なバージョンに対応したプラグインやテーマを再インストールする必要がある場合があります。
まとめ
1. バックアップファイルの確認: バックアップディレクトリ内にある最新のファイル名を確認します。
2. データベースとファイルの復元: MySQLデータベースからwp-contentディレクトリまで一通りのファイルを復元します。
3. パーミッションの修正: WordPressと関連するファイルの所有者とパーミッションを設定し直します。
4. プラグインやテーマの再インストール: 必要な場合、最新のプラグインやテーマを再度インストールします。
5. セキュリティチェック: 最新の状態に合わせてファイアウォールやセキュリティ設定を確認し、必要に応じて更新します。
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