2026年9月15日

2026年9月15日

サーバーレスアーキテクチャへの移行方法

はじめに

サーバーレスアーキテクチャは、アプリケーションのパフォーマンスとコストを最適化する方法として注目を集めています。特にWordPressサイトを持つ管理者にとって、既存のVPS・クラウド環境から移行することで、リソース管理や保守作業の簡素化が可能です。

症状・背景

このテーマが必要になる主な場面:

  • 高負荷時にパフォーマンスが低下する
  • VPSやクラウドサーバーの維持費が高い
  • ソフトウェア更新や保守作業に時間がかかる
  • スケーラビリティを向上させる必要がある

手順・設定方法

ステップ1: AWS LambdaとAPI Gatewayの準備

# Amazon Web Services (AWS) アカウントを作成する
aws configure

# AWS CLIを使用してLambda関数を準備する
mkdir serverless-migration
cd serverless-migration
serverless create --template aws-python3 --path .

ステップ2: WordPressの静的コンテンツとアプリケーションコードの分割

# WordPressのテーマとプラグインを一時的に移動させる
mv /var/www/html/wp-content/themes/* /tmp/
mv /var/www/html/wp-content/plugins/* /tmp/

# テーマとプラグインの必要性を評価し、必要なものだけをサーバーレス化する

ステップ3: 静的コンテンツへのアクセス設定

# S3バケットを作成し、静的コンテンツを格納する
aws s3api create-bucket --bucket my-static-content-bucket

# S3バケットのポリシーを設定して公開アクセス制御を行う
aws s3api put-bucket-policy --bucket my-static-content-bucket \
  --policy '{
    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
      {
        "Sid": "PublicReadGetObject",
        "Effect": "Allow",
        "Principal": "*",
        "Action": "s3:GetObject",
        "Resource": "arn:aws:s3:::my-static-content-bucket/*"
      }
    ]
  }'

ステップ4: 実践/トラブルシュート/監視

# Lambda関数を実行してWordPressの静的コンテンツをS3バケットにデプロイする
aws s3 sync /tmp/wp-content/ s3://my-static-content-bucket/

# API GatewayとLambda関数を紐付け、アクセスルールを設定する
serverless deploy

# デプロイ後、API Gateway URLを確認し、WordPressサイトに反映させる

注意事項

  • ファイルの移動や削除には十分な注意が必要です。
  • S3バケットのポリシーは適切に設定して公開アクセス制御を行ってください。
  • Lambda関数とAPI Gatewayのデプロイに失敗した場合は、エラーメッセージを確認し、修正を行ってください。

まとめ

1. LambdaとAPI Gatewayの準備: AWS CLIを使用して必要なリソースを作成します。

2. WordPressの静的コンテンツとアプリケーションコードの分割: 必要なファイルだけを選別してサーバーレス化します。

3. S3バケットへの静的コンテンツデプロイ: ファイルを適切な場所に移動し、公開アクセス制御を行います。

4. Lambda関数とAPI Gatewayの紐付け: WordPressサイトの静的コンテンツへのアクセスルールを設定します。

関連記事:

お気軽にご相談ください

お見積りへ お問い合わせへ
▲