2026年9月16日
2026年9月16日
SSL証明書のドメイン名を変更する手順
はじめに
この記事では、Linuxサーバー上でSSL証明書のドメイン名を変更する手順について説明します。最近ドメインを移転した場合や、新しいドメイン名でウェブサイトを開始した場合、セキュリティと信頼性のためにSSL証明書の更新が必要となります。
症状・背景
このテーマが必要になる主な場面:
- 新しいドメイン名を使用してウェブサイトを移転している
- 既存のサーバーで新しいドメイン名を追加したい
- SSL証明書が古いドメイン名と一致していない
手順・設定方法
ステップ1: DNS設定の確認と更新
# 新しいドメイン名へのDNSレコードを確認します
dig +short www.newdomain.com
# 必要に応じてDNSレコードを更新します(このコマンドは管理者権限が必要)
sudo nsupdate -k /etc/bind/dns.key <<EOF
server 192.0.2.1
update add www.newdomain.com 3600 A 198.51.100.1
send
EOF
# 更新が反映されていることを確認します
dig +short www.newdomain.com
ステップ2: Let’s Encryptを使用してSSL証明書を更新
# Let's EncryptのクライアントであるCertbotをインストールします
sudo apt-get update
sudo apt-get install certbot python3-certbot-nginx
# 新しいドメイン名でSSL証明書を更新します(この例ではNginxを使用)
sudo certbot --nginx -d www.newdomain.com -d newdomain.com
ステップ3: Nginxの設定ファイルの更新
# Nginxのコンフィギュレーションファイルを開きます
sudo nano /etc/nginx/sites-available/newdomain.conf
# ドメイン名を新しいものに変更します
server {
listen 80;
server_name www.oldomain.com oldomain.com;
# ここでは省略していますが、必要に応じて設定を調整します
}
# 設定を保存し、Nginxのコンフィギュレーションを再読み込みします
sudo systemctl reload nginx
ステップ4: 実践/トラブルシュート/監視
# SSL証明書が正しくインストールされていることを確認します
sudo certbot certificates
# Nginxのログファイルから問題を診断します
tail -f /var/log/nginx/error.log
注意事項
- ドメイン名の変更は慎重に行い、全てのDNSプロバイダーに更新を通知してください。
- DNSレコードの更新には時間が必要で、一部のクライアントでは数分から数時間かかる場合があります。
- SSL証明書は定期的に再取得することをお勧めします。Certbotを使用すると自動化が可能です。
まとめ
1. DNS設定を確認または更新: 新しいドメイン名へのDNSレコードの確認と更新を行います。
2. Let's EncryptでSSL証明書を更新: Certbotを使用して新しいドメイン名でSSL証明書を取得します。
3. Nginx設定ファイルを更新: SSL証明書が有効になるようにNginxの設定ファイルを調整します。
4. SSL証明書とNginxの動作を確認: 新しいSSL証明書が正しくインストールされていることをチェックします。
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