2026年7月7日
2026年7月7日
WordPressのBroken Access Control(壊れたアクセス制御)対策
はじめに
ウェブアプリケーションにおいて、アクセス制御の脆弱性は重要なセキュリティ問題であり、特にWordPressのような広く使用されているCMSではその重要性が増しています。この記事では、WordPressサイトで発生しうるBroken Access Control(以下BAC)とその対策について詳しく説明します。
症状・背景
BACが必要になる主な場面:
- ユーザー権限の誤った判定により不正アクセスが可能となる場合
- 特定のページや機能への非認証ユーザーのアクセスを許可してしまう場合
- サイト管理者の操作ミスによって意図しない公開範囲にコンテンツが含まれる場合
手順・設定方法
ステップ1: WordPressプラグインの利用
# ワードプレス管理画面からプラグインを検索する。
/wp-admin/plugins.php?page=plugin-search
# 「iThemes Security」や「Wordfence Security」といったセキュリティプラグインをインストール・有効化する。
ステップ2: アクセス制御の強化設定
# 「iThemes Security」または「Wordfence Security」からアクセス制御機能に移動する。
/wp-admin/admin.php?page=ithemes-security#/access-control/
# 各ユーザー役割に基づく詳細なアクセス許可を設定する。
ステップ3: ファイル・ディレクトリへの権限の適切な設定
# FTPまたはSSHを使用して、wp-content/uploads以下やその他の重要ファイル/フォルダへ適切な権限を設定する。
chown -R www-data:www-data /var/www/html/wp-content/uploads/
chmod -R 750 /var/www/html/wp-content/themes/
# ファイル・ディレクトリへのアクセス制御が正常に適用されたことを確認する。
ls -l /var/www/html/wp-content/themes/
ステップ4: 定期的なセキュリティスキャンの実施
# 「iThemes Security」や「Wordfence Security」から定期的なセキュリティスキャンを設定し、結果を確認する。
/wp-admin/admin.php?page=ithemes-security#/scans/
# スキャン結果に基づいて必要な修正を行なう。
注意事項
- セキュリティプラグインは更新が進んでいるものを利用すること
- 各役割に対するアクセス権限の設定には十分注意を払うこと
- ファイルやディレクトリへの適切な権限設定を行うこと
- 定期的なセキュリティスキャンを行い、問題点を見つけ早急に対処すること
まとめ
1. プラグイン利用: セキュリティ強化用のプラグインを導入することで、アクセス制御を容易にすることができる。
2. 細かい権限設定: 各ユーザー役割ごとに詳細なアクセス許可を設定し、不正アクセスを防ぐ。
3. ファイル・ディレクトリへの適切なアクセス制御: ファイルやディレクトリに対して適切なオーナーシップとパーミッションを設定する。
4. 定期スキャン: 定期的なセキュリティチェックを行い、問題点を見つけ早急に対処する。
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