2026年7月11日
2026年7月11日
WordPressのWP-CLIのインストールと使い方
はじめに
ここでは、WP-CLIのインストール方法と基本的な使い方を紹介します。WP-CLIはWordPress用のコマンドラインインターフェースで、サイト管理や開発作業を効率化する強力なツールです。
症状・背景
このテーマが必要になる主な場面:
- ドメイン名の変更やデータベースの移行
- WordPressプラグインやテーマの更新と削除
- 大量の投稿やコメントの管理
- サイトのバックアップと復元
手順・設定方法
ステップ1: WP-CLIをインストールする
# PHPバージョンを確認します。
php -v
# 環境に応じて、必要なPHPバージョンのComposerをインストールします。ここではPHP 7.4を使用します。
sudo apt-get update
sudo apt-get install php7.4-cli
# Composerをインストールします。
curl -sS https://getcomposer.org/installer | sudo php -- --install-dir=/usr/local/bin --filename=composer
# WP-CLIをインストールします。
sudo composer require wp-cli/wp-cli
ステップ2: WordPressデータベースの設定とサイト名の変更
# データベース接続情報に必要なユーザー名、パスワード、データベース名を指定して、wp core configコマンドでwp-config.phpを作成します。
sudo wp core config --dbuser=your_db_user --dbpass=your_db_password --dbname=your_db_name
# WordPressサイト名とURLの変更
sudo wp option update siteurl 'http://example.com'
sudo wp option update home 'http://example.com'
# テーマやプラグインをアップデートする場合
sudo wp plugin update all
sudo wp theme update all
ステップ3: プラグインとテーマの管理
# 有効な全てのプラグインの一覧を表示します。
wp plugin list --status=active
# 特定のプラグインを無効化します。
sudo wp plugin deactivate your-plugin-name
# テーマを切り替えます。
sudo wp theme activate twentytwentytwo
ステップ4: WordPressサイトのバックアップと復元
# 全てのデータ(DB、ファイル)をZIP形式でバックアップします。
wp db export /path/to/backup.sql
tar -czf /path/to/wordpress-backup.tar.gz -C /var/www/html .
# バックアップからサイトを復元します。注意: データベースは初期化されます。
sudo wp db import /path/to/backup.sql
sudo tar -xzf /path/to/wordpress-backup.tar.gz -C /var/www/html/
注意事項
- 実行するコマンドによっては、サーバー管理者の権限が必要な場合があります。
- データベース操作には十分注意してください。間違ったデータを削除したり上書きするとサイトが壊れる可能性があります。
- セキュリティ上の考慮点として、WP-CLIを使用する際はパスワードを直接コマンドラインに入力しないでください。代わりにwp-config.phpファイルを通じて設定することをお勧めします。
- パフォーマンスや運用面では、大量のデータ操作を一括処理するとサーバー負荷が高くなる可能性があります。
まとめ
1. インストール: WP-CLIはComposerを使用して簡単にインストールできます。PHPとComposerが必要です。
2. 基本設定: wp core configコマンドでwp-config.phpファイルを作成し、サイト名やURLを変更します。
3. プラグインとテーマ管理: プラグインの有効化・無効化やテーマの切り替えが容易に行えます。
4. バックアップと復元: 全てのデータをZIP形式でエクスポートできます。これにより、サイト全体を簡単に移行または復元できます。
5. セキュリティ: パスワード管理には注意が必要です。
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