2026年7月25日
2026年7月25日
WordPressのDocker Composeで本番環境を構築する方法
はじめに
ここでは、DockerとDocker Composeを使ってWordPressの本番環境を効率的に構築する方法について説明します。Dockerを使用することで、開発環境と本番環境の差異を最小限に抑え、安定したパフォーマンスを提供できます。
症状・背景
この記事が必要になる主な場面:
- WordPressサイトを高可用性で運用したい
- ホストOSやサーバーインフラの違いによる環境依存性を取り除きたい
- WordPressと関連アプリケーションの更新を効率化したい
手順・設定方法
ステップ1: Docker Composeファイルの作成
# プロジェクトディレクトリを作成し、移動します。
mkdir wordpress-docker && cd $_
# docker-compose.ymlという名前のファイルを生成します。このファイルには、Dockerコンテナの設定が記述されます。
echo "version: '3'
services:
db:
image: mysql:5.7
volumes:
- db_data:/var/lib/mysql
environment:
MYSQL_ROOT_PASSWORD: somewordpress
MYSQL_DATABASE: wordpress
MYSQL_USER: wordpress
MYSQL_PASSWORD: wordpress
wordpress:
depends_on:
- db
image: wordpress:latest
ports:
- "8000:80"
restart: always
environment:
WORDPRESS_DB_HOST: db:3306
WORDPRESS_DB_USER: wordpress
WORDPRESS_DB_PASSWORD: wordpress" > docker-compose.yml
# ボリューム設定を追加します。
echo "
volumes:" >> docker-compose.yml
echo " db_data:" >> docker-compose.yml
ステップ2: 環境変数の設定
# .envファイルを作成し、環境固有の設定を記述します。例えば、データベースパスワードやメールアドレスなど。
echo 'WORDPRESS_DB_PASSWORD=your_secure_password' > .env
ステップ3: Docker Composeを使用してWordPress環境を起動
# docker-compose.ymlと.envファイルを使ってDockerコンテナを立ち上げます。このコマンドにより、MySQLデータベースとWordPressが自動的に設定されます。
docker-compose up -d
注意事項
- データベースのバックアップは定期的に行い、失われた場合のために復元可能な状態に保つことが重要です。
- Docker Composeで使用するすべてのイメージが信頼できるソースから取得されていることを確認してください。
- セキュリティ上の注意点としては、適切なアクセス制御とセキュアな通信(HTTPS)を設定することを忘れないでください。
まとめ
1. Docker Compose: WordPress環境の構築や更新に効果的です。複数のコンテナ間での依存関係も簡単に管理できます。
2. 環境変数: セキュリティと再利用性を高めるため、設定ファイルから環境変数を使用して機密情報を分離します。
3. 定期バックアップ: データの喪失や破損に対するリスクを軽減するために重要な作業です。
4. HTTPS設定: 通信の安全性を確保し、ユーザーからの信頼を得るために必要です。
関連記事: