2026年5月23日

2026年5月23日

WordPressのHTTPS対応の完全ガイド

はじめに

WordPressサイトを安全かつ信頼性のあるものにするためには、HTTPSの導入が不可欠です。HTTPSはウェブサイトとユーザー間の通信を暗号化し、第三者による傍受や改ざんから保護します。この記事では、WordPressサイトでHTTPSを有効にし、SSL/TLS証明書を取得・インストールするための手順を詳しく説明します。

症状・背景

  • サイト訪問者が「不安全な通信」という警告メッセージを受け取る
  • 検索エンジンのランキングが下落する可能性がある
  • ユーザーからの信頼性や安全性に対する懸念が増えている
  • フォームから送信される情報が漏洩する危険がある

手順・設定方法

ステップ1: SSL/TLS証明書を取得する

# Let's Encryptを使用して無料でSSL/TLS証明書を取得します。
sudo apt-get install certbot python3-certbot-apache -y

# 証明書の生成と自動更新設定をします。
sudo certbot --apache

ステップ2: .htaccessファイルにリダイレクトルールを追加する

# .htaccessファイルを開きます。
nano /var/www/html/.htaccess

# 以下のコードを追加して、HTTPからHTTPSへのリダイレクトを設定します。
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [L,R=301]

ステップ3: WordPressのサイトURLを更新する

# MySQLクライアントに接続します。
mysql -u root -p

# wp_optionsテーブル内のsiteurlとhomeフィールドの値をHTTPSに変更します。
UPDATE wp_options SET option_value = replace(option_value, 'http://', 'https://') WHERE option_name = 'home' OR option_name = 'siteurl';

ステップ4: パフォーマンスとセキュリティを向上させる設定

# .htaccessファイルを開きます。
nano /var/www/html/.htaccess

# 以下のコードを追加して、サイトのパフォーマンスとセキュリティを強化します。
<IfModule mod_headers.c>
    Header always set Strict-Transport-Security "max-age=31536000; includeSubDomains"
    Header always set X-Content-Type-Options nosniff
    Header always set X-XSS-Protection "1; mode=block"
</IfModule>

注意事項

  • サイトのHTTPS化後、キャッシュやCookieがクリアされる可能性があるため、サイトの正常な動作を確認する。
  • SSL/TLS証明書が有効期限切れになる前に更新を行う必要がある。
  • HTTPS対応後のパフォーマンス低下を防止するために最適化を行なう。
  • ユーザーからの信頼性向上とセキュリティ強化に重点を置く。

まとめ

1. HTTPSの導入: サイト訪問者の情報を保護し、サイトの信頼性を高める。

2. SSL/TLS証明書の取得: Let's Encryptなどの無料サービスを使用して簡単に証明書を入手可能。

3. リダイレクトルールの設定: .htaccessファイルに適切なリダイレクトコードを追加する。

4. WordPress設定の更新: wp_optionsテーブル内のサイトURLフィールドをHTTPSに変更する。

5. セキュリティとパフォーマンスの向上: HTTP Strict Transport Security (HSTS) などのヘッダーを使用して、サイトの安全性と性能を改善。

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