2026年6月27日

2026年6月27日

WP Mailから送信されたメールがスパムになる場合の対策

はじめに

WordPressサイトでユーザーからの問い合わせやニュースレター配信などの電子メール送信を効率的に行うために、多くの開発者や管理者はWP Mailプラグインを利用します。しかし、このプラグインを使用したメールが受取側のメールサーバーでスパムとして扱われることがあります。これは、サイトの信用度やユーザビリティに大きな影響を及ぼす可能性があります。

症状・背景

WP Mailから送信されたメールがスパムになる主な原因は以下の通りです:

  • <場面1>: ドメインのDKIM, SPF, DMARC設定が不足している
  • <場面2>: サーバーのIPアドレスがブラックリストに掲載されている
  • <場面3>: メールヘッダー情報が不十分または誤っている
  • <場面4>: メールコンテンツがスパムフィルタリングの基準を満たしていない

手順・設定方法

ステップ1: WP Mailプラグインの基本設定確認

# 管理者ユーザーとしてログインし、WP Mailプラグインへアクセスします。
wp core install --path=/var/www/html/your-site.com/wp-content/plugins/wp-mail/

# プラグイン内の「送信元メールアドレス」を適切なものに設定します。
wp option update wp_mail_from 'admin@your-domain.com' --path=/var/www/html/your-site.com/

ステップ2: DKIM, SPF, DMARCの設定

# DNSレコードとしてDKIM鍵を追加します。
dns add TXT _domainkey.your-domain.com "v=DKIM1; k=rsa; p=MIGfMA0GCSqGSIb3DQEBAQUAA4GNADCBiQKBgQC...your DKIM key..."

# SPFレコードを作成し、メールサーバーのIPアドレスを指定します。
dns add TXT your-domain.com "v=spf1 ip4:93.184.216.34 -all"

# DMARCレコードを追加してスパムフィルタリング基準を設定します。
dns add TXT _dmarc.your-domain.com "v=dmarc1; p=none; rua=mailto:dmarc-feedback@your-domain.com"

ステップ3: メールサーバーのIPアドレスブラックリスト確認と解消

# 黒リスト状態を確認するウェブサイトにアクセスします。
curl https://www.spfrecords.net/ip-lookup/

# 発見されたブラックリストから自社ドメインのメール送信IPを除外リクエストします。
email blacklist-support@blacklist-domain.com --subject="Unsubscribe request for IP 93.184.216.34"

ステップ4: メールヘッダーとコンテンツの最適化

# WP Mailプラグインを通じて送信するメールヘッダーセットアップを確認します。
wp option update wp_mail_from_name 'Your Website Name' --path=/var/www/html/your-site.com/
wp option update wp_mail_content_type 'text/html' --path=/var/www/html/your-site.com/

# メールコンテンツ内のリンクや添付ファイルのチェックを行い、スパムフィルタリングを回避します。
grep -R "http" /var/www/html/your-site.com/wp-content/themes/*

注意事項

  • <実践的な注意点1>: 各ステップは順次行い、設定後にメールサーバーのログを確認して効果を評価する。
  • <実践的な注意点2>: プラグインアップデートにより既存の設定が上書きされる可能性があるため、定期的にプラグイン設定のバックアップを取ること。
  • <セキュリティ上の注意>: 外部からの攻撃を受けた場合や不正なメール送信行為があった場合にはすぐに対応し、必要に応じて専門家に相談する。
  • <パフォーマンス/運用上の注意>: サイトの負荷が高まらないようにメール送信用サーバーとウェブサーバーを分離することを検討。

まとめ

1. DKIM設定: ドメイン認証のためにDKIM鍵を生成し、DNSレコードに追加する。

2. SPF設定: SPFレコードを作成してメール送信可能なIPアドレスを指定する。

3. DMARC設定: メールの配布ポリシーを明確にすることでスパムフィルタリングを回避する。

4. ブラックリスト確認: 定期的に自身のIPアドレスがブラックリストに掲載されていないか確認する。

5. メールヘッダーとコンテンツ最適化: メール配信の効果性を高めるために、ヘッダーやコンテンツの最適化を行う。

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