2026年7月3日
2026年7月3日
WordPressのPHP OPcacheを設定して高速化する方法
はじめに
WordPressサイトを運用する上で、パフォーマンス向上は重要な課題の一つです。特にアクセス数が増えると、サーバー負荷も増加し、サイトの反応速度や利用者の体験が低下することがあります。そのような場合、PHP OPcacheを利用することで、WordPressの動作を高速化することができます。
症状・背景
- ホームページが開くまでに時間がかかる
- アクセス数が増えた際にサイトの反応速度が悪くなる
- PHPファイルの読み込みが頻繁に行われる
- サーバー負荷が高いと表示されるエラーメッセージがある
手順・設定方法
ステップ1: OPcacheのインストール
# PHPのパッケージリストを更新します。
sudo apt-get update
# PHP OPcacheをインストールします。
sudo apt-get install php-opcache
ステップ2: OPcacheの設定変更
# PHPのOPcache設定ファイルを開きます。
sudo nano /etc/php/7.4/fpm/php.ini
# opcache.enabled=1 と記述して、OPcacheを有効にします。
# メモリ使用量の制限を設定します。ここでは256MBとしています。
;opcache.memory_consumption=128
opcache.memory_consumption=256
# ジャンクションテーブルの最大サイズを設定します。
opcache.max_accelerated_files=4000
# OPcacheの再読み込み間隔(秒)を設定します。デフォルト値は0で、変更が必要なファイルがある場合のみ読み込みを行います。
;opcache.revalidate_freq=2
opcache.revalidate_freq=0
ステップ3: 設定の有効化と再起動
# PHP設定を保存して閉じます。
sudo systemctl restart php7.4-fpm
# OPcacheステータスを確認します。このコマンドは、php-cliがインストールされている場合に利用できます。
php -r "echo opcache_get_status();"
ステップ4: パフォーマンスモニタリング
# OPcacheの状態と統計情報を確認します。このコマンドは、php-cliがインストールされている場合に利用できます。
php -r "print_r(opcache_get_configuration());"
注意事項
- PHPのバージョンやOSによって設定ファイルの場所が異なる可能性がありますのでご注意ください。
- OPcacheを無効化する際は、必ず設定ファイルでopcache.enabled=0と記述してください。
- メモリ使用量制限(opcache.memory_consumption)はサーバーのメモリ容量に応じて調整が必要です。
- 重要なファイルや機能が正しく動作しない場合は、OPcacheの設定を見直すか無効化することを検討してください。
まとめ
1. OPcacheのインストール: PHP OPcacheは通常、PHPパッケージとして同梱されています。適切なコマンドを使用してインストールします。
2. 基本設定: 必要に応じてメモリ消費量やファイル数を調整し、再読み込み間隔などを設定することで、サイトの性能向上を図ります。
3. OPcacheのステータス確認: 定期的にOPcacheの状態をチェックして、適切な動作が行われていることを確認します。
4. パフォーマンスモニタリング: パフォーマンス監視ツールを利用して、サイトの反応速度や負荷状況を把握し、最適化を行います。
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