2026年8月16日

2026年8月16日

Regenerate Thumbnailsの使い方|サムネイルを再生成する方法(WP-CLIも)

結論:サムネイルの再生成は、WP-CLIを優先する

WordPressのサムネイルを再生成する方法は、2つあります。

  1. **WP-CLIの wp media regenerate**(コマンドラインが使える場合)
  2. Regenerate Thumbnailsプラグイン(管理画面から行う場合)

Regenerate Thumbnailsの公式ページでは、サーバーにコマンドラインでアクセスできるなら、プラグインよりWP-CLIを使うことを強く勧めています。 HTTPリクエストの負荷がなく、速いためです。さらに、プラグインのページには、最新の3つのメジャーリリースでテストされていないという警告が出ています。

この記事は、2026年10月16日時点の公式情報にもとづいています。再生成の前には、ファイルとデータベースのバックアップを取ってください。

サムネイルの再生成が必要になるとき

Regenerate Thumbnailsの公式の説明では、次の場面が挙げられています。

  • 新しいサムネイルのサイズを追加して、過去の画像にもそのサイズを作りたいとき
  • 既存のサムネイルのサイズの寸法を変更したとき
  • アイキャッチ画像のサイズが違うテーマに切り替えたとき

新しくアップロードする画像は、新しいサイズで自動的に作られます。再生成が必要なのは、すでにアップロードした画像です。

WP-CLIで再生成する(wp media regenerate)

WP-CLIの公式ドキュメントでは、wp media regenerate は、1つ以上の添付ファイルのサムネイルを再生成するコマンドです。

wp media regenerate [<attachment-id>...] [--image_size=<image_size>...] [--skip-delete] [--only-missing] [--delete-unknown] [--yes]

主なオプション

オプション 意味
<attachment-id>... 再生成する添付ファイルのIDを1つ以上指定します
--image_size=<image_size> 再生成するサイズの名前を指定します。複数回指定できます。指定したサイズだけが再生成されます
--only-missing サイズが足りていない画像だけを対象に、サムネイルを生成します
--skip-delete 元のサムネイルの削除をスキップします。外部からリンクされている場合は、残しておくとよいと書かれています
--delete-unknown 登録されていない古いサイズのサムネイルだけを削除します(バージョン2.11.0で追加)
--yes 確認メッセージに自動で同意します。確認が表示されるのは、IDを指定しなかった場合だけです

**--skip-delete を付けないと、元のサムネイルは削除されます。** 外部からサムネイルのURLが直接参照されている場合は、--skip-delete を付けるか、事前に確認してください。

公式ドキュメントの例

# IDを指定して再生成
wp media regenerate 123 124 125

# 確認なしで、全件を再生成
wp media regenerate --yes

# IDの範囲を指定して再生成
seq 1000 2000 | xargs wp media regenerate

# "large" サイズだけを、全画像で再生成
wp media regenerate --image_size=large

# "large" と "medium" の2サイズだけを、全画像で再生成
wp media regenerate --image_size=large --image_size=medium

--update-attachment-refs(投稿本文内のサムネイルの参照を更新するオプション)は、公式ドキュメントの注記では、安定版のWP-CLIにはまだ含まれておらず、nightly版で使えるとされています。

画像が多いサイトでは、--only-missing で、不足分だけを作る使い方もできます。また、公式ページは、サムネイルが多い場合に、screen の中で実行できると紹介しています。

Regenerate Thumbnailsプラグインで再生成する

コマンドラインが使えない環境では、プラグインを使います。wordpress.orgの説明では、次のことができます。

  • メディアライブラリの1枚または複数枚の画像のサムネイルを再生成する
  • 不要になった古いサムネイルを削除して、サーバーの容量を確保する

使う前に知っておくこと

  • ページの冒頭に、「最新の3つのメジャーリリースでテストされていない」という警告が出ています。確認されているWordPressのバージョンは6.8.11までです。最新のWordPressで問題が出る可能性があります
  • 有効インストール数は、100万以上です
  • ページの「投稿内容を更新する機能」は、バグが多いため、3.1.0でも無効のままとされています
  • 古いサムネイルの削除機能は、3.0.1で一時的に無効化され、3.1.0で再び有効になっています

このプラグインを使う場合は、ファイルとデータベースのバックアップを取ってから実行してください。バックアップの方法は、WordPressバックアッププラグイン比較【2026年版】を参考にしてください。うまくいかなかったときに戻す手順は、WordPressをバックアップから復元する方法にあります。

よくある質問

どちらの方法を選べばよいですか。

コマンドラインが使えるなら、WP-CLIです。公式も、プラグインよりWP-CLIを強く勧めています。使えない場合に、プラグインを検討してください。WP-CLIの基本は、WP-CLIの基本的な使い方とよく使うコマンド一覧を参照してください。

再生成すると、元の画像は消えますか。

元の画像(アップロードしたファイル)ではなく、サムネイルが対象です。ただし、--skip-delete を付けない場合は、元のサムネイルが削除されます。

一部のサイズだけ作り直せますか。

WP-CLIでは、--image_size でサイズの名前を指定すると、そのサイズだけが再生成されます。

管理画面から使うプラグインは、安全ですか。

公式ページに、最新の3つのメジャーリリースでテストされていないという警告があります。バックアップを取り、まず少数の画像で試してから、全体に広げてください。

参考にした公式情報(2026年10月16日確認)

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