2026年8月31日

2026年8月31日

Zabbixでサーバーの死活監視を設定する方法

はじめに

サーバーの安定稼働はビジネス運営において重要で、不意のダウンタイムや障害は大きな損失を招く可能性があります。Zabbixはオープンソースの監視ツールであり、サーバーの死活監視からネットワークモニタリングまで幅広い機能を持つため、多くの組織が利用しています。この記事では、Zabbixを使ってLinuxサーバーの健康状態を自動で確認し、異常な状況を早期に察知する方法について詳しく説明します。

症状・背景

Zabbixでサーバーの死活監視を行う必要がある主な場面は以下の通りです:

  • サーバーが突然停止したり応答しなくなる場合
  • ネットワーク接続に問題が生じた場合
  • 指定された性能指標(CPU利用率、メモリ使用率など)が異常値を示す場合

手順・設定方法

ステップ1: Zabbix ServerとAgentのインストール

まず、Zabbix ServerとClient Agentをインストールします。

# CentOS 7/8上でのインストール
sudo yum install epel-release -y
sudo yum install zabbix-server-mysql zabbix-web-mysql zabbix-agent -y

# Debian/Ubuntu上でのインストール
sudo apt update
sudo apt install zabbix-server-mysql zabbix-frontend-php zabbix-agent -y

ステップ2: MySQLデータベースの作成と初期設定

Zabbix Server用のMySQLデータベースを作成し、ユーザを追加します。

# データベースとユーザの作成
mysql -uroot -p
CREATE DATABASE zabbix CHARACTER SET utf8mb4 COLLATE utf8mb4_bin;
GRANT ALL PRIVILEGES ON zabbix.* TO 'zabbix'@'localhost' IDENTIFIED BY 'YourStrong!Passw0rd';
FLUSH PRIVILEGES;

# SQLファイルから初期データをインポート
sudo mysql -uzabbix -pYourStrong!Passw0rd zabbix < /usr/share/doc/zabbix-server-mysql*/create.sql

# Zabbix Serverの設定ファイルを編集
sudo nano /etc/zabbix/zabbix_server.conf

ステップ3: Zabbix Agentの設定

Agentの設定を行います。サーバーにインストールされたAgentは、サーバーの健康状態情報をZabbix Serverへ送信します。

# Agentの設定ファイルを編集
sudo nano /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf

# 以下のように設定を追加または修正する
Server=127.0.0.1
Hostname=YourServerName
StartAgents=1

ステップ4: Zabbix Webインターフェースで監視オブジェクトの追加

Webインターフェースから、サーバーを監視対象として追加します。

# Webブラウザでアクセス
http://yourserverip/zabbix/

# ユーザ名: Admin,パスワード: Zabbix

注意事項

  • セキュリティ上の注意:Zabbix ServerとAgentの間の通信は暗号化することを推奨します。これには、SSL/TLS証明書を使用して通信を保護することが有効です。
  • パフォーマンス/運用上の注意:監視対象が増えるにつれて、Zabbix Serverの負荷も高まることに注意が必要です。

まとめ

1. Zabbix ServerとAgentのインストール:Linuxサーバー上にZabbixをインストールし、Agentを設定します。

2. MySQLデータベースの作成:初期データをインポートして、Zabbix Server用のデータベースを作成します。

3. Zabbix Agentの設定:Agentの設定ファイルを編集し、サーバーとの通信先を指定します。

4. Webインターフェースでの監視オブジェクト追加:サーバーを監視対象として追加し、必要な監視項目を選択します。

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