2026年7月14日

2026年7月14日

WordPressの「ソーシャルアイコン」ブロックの使い方|SNSリンクの追加・スタイル・表示されない時の対処

WordPressのブロックエディターでSNSへのリンクを並べたいときは、コアに入っている「ソーシャルアイコン」ブロックを使うのが手軽です。この記事では、ブロックの挿入からサービスごとのURL登録、スタイル・サイズ・新しいタブで開く設定、ヘッダーやフッターへの配置、アイコンが表示されないときの確認点までを、管理画面の操作だけで説明します。

画面の表記は WordPress のバージョンやテーマによって少し異なることがあります。本文の表記は(2026年10月現在)の一般的な日本語表示を基準にしています。

ソーシャルアイコンブロックでできること

ソーシャルアイコンブロックは、X(旧Twitter)・Instagram・Facebook・YouTube などのロゴを横並びで表示し、それぞれを各サービスのプロフィールページへリンクさせるブロックです。親ブロック「ソーシャルアイコン」の中に、サービスごとの子ブロック(個別のアイコン)が入る二層構造になっています。

この構造を知っておくと操作で迷いにくくなります。

  • 並べ方・サイズ・スタイル・色・新しいタブで開くかどうか → 親ブロックの設定
  • どのサービスか・リンク先URL・ラベル文字 → 個別アイコンの設定

画像を用意したりCSSを書いたりする必要はなく、アイコンはブロックに内蔵されたSVGで表示されます。

ブロックを挿入してアイコンを追加する

挿入の手順

  1. 投稿・固定ページの編集画面、またはサイトエディターでテンプレートパーツを開きます。
  2. 左上の「+」(ブロック挿入ツール)を開き、検索欄に「ソーシャル」と入力します。
  3. 「ソーシャルアイコン」を選ぶと、空のブロック、または数個のアイコンが入った状態で挿入されます。

段落の行頭で「/ソーシャル」と入力しても候補に出てきます。

サービスのアイコンとURLを登録する

ブロック内の「+」をクリックすると、サービスの一覧が表示されます。使うサービスを選ぶとアイコンが1つ追加され、URLの入力欄が開きます。ここにプロフィールページのURLを貼り付けて確定します。

入力欄を閉じてしまったあとは、アイコンをクリックすれば再び開けます。URLを登録していないアイコンは、編集画面では薄く表示されることが多く、公開ページには出力されません。「アイコンが一つ足りない」というときは、まずURLの入れ忘れを疑ってください。

アイコンの順番は、個別アイコンを選んだときのツールバーにある左右の矢印、またはドラッグで入れ替えられます。不要なアイコンは、ツールバーの「︙」(オプション)から削除します。

選べるサービスの例

コアには X、Instagram、Facebook、YouTube、TikTok、LinkedIn、Pinterest、GitHub、Threads、Mastodon などのアイコンが用意されています。メール(mailto: のリンク)やRSSフィード用のアイコン、汎用の「リンク」アイコンもあります。収録サービスはバージョンアップで追加されることがあるため、目当てのサービスが一覧にあるかは、実際の一覧で確かめてください。

親ブロックの主な設定

親ブロックを選択すると、ブロックツールバーと右側の設定サイドバー(ブロックタブ)に設定項目が出ます。親ブロックを選びにくい場合は、個別アイコンを選んだ状態でツールバー左端の親ブロック選択ボタンを押すか、リスト表示(ドキュメント概観)から選ぶと確実です。

スタイル(デフォルト・ロゴのみ・ピル)

設定サイドバーの「スタイル」で見た目を切り替えます。

  • デフォルト: 丸い背景色の上にロゴが乗った形。各サービスのブランドカラーが付きます。
  • ロゴのみ: 背景なしでロゴだけを表示。文字色に近い控えめな見た目になり、フッターなどでなじませたいときに向きます。
  • ピル: 横長の角丸の背景にロゴを乗せた形。ラベルを表示する場合と相性がよいスタイルです。

テーマが独自のスタイルを追加している場合は、選択肢がこれより多くなることがあります。

サイズ

アイコンの大きさは、ツールバーの「サイズ」から小・標準・大・特大のように段階で選びます(表記はバージョンにより異なります)。ピクセル単位で細かく指定する項目はないため、それ以上の調整が必要ならテーマ側のCSSで対応します。

リンクを新しいタブで開く

設定サイドバーの「リンク設定」付近にある「リンクを新しいタブで開く」をオンにすると、すべてのアイコンが新しいタブで開くようになります。個別のアイコンごとではなく、ブロック全体に対する設定です。

ラベルを表示

「ラベルを表示」をオンにすると、ロゴの横にサービス名などの文字が出ます。表示される文字は、個別アイコンを選んだときの設定サイドバーにあるラベル欄で書き換えられます。たとえば「Instagramはこちら」のように変更できます。

ラベルを表示しない場合でも、このラベルはスクリーンリーダー向けのテキストとして使われます。サービス名だけでは伝わりにくいリンク(汎用のリンクアイコンなど)には、ラベルを入れておくと親切です。

色・配置・余白

「デフォルト」スタイルでは、設定サイドバー(スタイルタブ)でアイコンの色と背景色を一括で指定できます。指定すると各サービスのブランドカラーは上書きされ、全アイコンが同じ色になります。

ツールバーや設定サイドバーの「レイアウト」では、左寄せ・中央・右寄せ・両端揃えといった配置、横並びか縦並びか、折り返すかどうかを選べます。アイコン同士の間隔は「ブロックの間隔」などの項目で調整します。どの項目が出るかはテーマが対応している機能によって変わります。

どこに置くのが一般的か

記事本文

プロフィール紹介の記事や、固定ページの「お問い合わせ」「運営者情報」などに置くのが典型です。その記事だけに表示されます。

ブロックテーマのヘッダー・フッター

全ページに表示したい場合は、ブロックテーマ(Twenty Twenty-Four など)のサイトエディターでテンプレートパーツに置きます。

  1. 管理画面の「外観」→「エディター」を開きます。
  2. 「パターン」などからテンプレートパーツの「フッター」(またはヘッダー)を開きます。
  3. ソーシャルアイコンブロックを挿入して保存します。

テンプレートパーツの変更は、そのパーツを使うすべてのページに反映されます。保存時に「テンプレートパーツも保存する」旨の確認が出るので、意図した変更かどうかを見てから保存してください。

クラシックテーマのウィジェット

クラシックテーマでも、ブロックウィジェットが有効なら「外観」→「ウィジェット」でサイドバーやフッターのウィジェットエリアにソーシャルアイコンブロックを追加できます。

アイコンが表示されない・崩れるときの確認点

  • 公開ページにアイコンが出ない: URLが未入力のアイコンは出力されません。各アイコンをクリックしてURLを確認します。
  • 色が反映されない: 「ロゴのみ」スタイルでは背景色の指定が効きません。スタイルを「デフォルト」に戻して確かめます。
  • テーマのCSSで形が崩れる: テーマが a 要素や svg に独自の余白・色を付けていると、アイコンの形や色がずれることがあります。別のテーマで同じ表示を確かめると、原因がテーマ側かどうかを切り分けられます。
  • 変更が反映されない: キャッシュ系プラグインやサーバーのキャッシュが古い表示を返していることがあります。キャッシュを削除し、ブラウザで再読み込みしてから確認します。
  • ヘッダーやフッターで編集したのに一部のページだけ変わらない: ページごとに別のテンプレートやテンプレートパーツを使っている可能性があります。サイトエディターで、そのページが使っているテンプレートを確かめます。

コアにないサービスのアイコンを使いたい場合

LINE や note、はてなブログのように、コアのサービス一覧に入っていないSNSもあります(2026年10月現在の一覧で確認してください)。こうした場合は次のような方法があります。

  • 汎用の「リンク」アイコンを使う: 鎖のマークのアイコンにURLを設定し、ラベルでサービス名を示します。見た目は汎用的になりますが、追加の作業は不要です。
  • 画像ブロックやボタンブロックで作る: 各サービスが配布している公式ロゴ画像を使い、リンクを設定します。ロゴの利用条件は各サービスのガイドラインに従います。
  • プラグインを使う: SNSアイコンやシェアボタンを追加するプラグインを使う方法です。導入前に、更新が続いているか、テーマと競合しないかを確認します。

ソーシャルアイコンブロックは「自分のアカウントへ誘導する」ためのものです。記事をSNSで共有してもらう「シェアボタン」とは目的が違う点にも注意してください。

まとめ

  • ソーシャルアイコンブロックは、親ブロック(並べ方・スタイル・サイズ・新しいタブ・ラベル)と個別アイコン(サービス・URL・ラベル文字)の二層で設定します。
  • スタイルは「デフォルト」「ロゴのみ」「ピル」から選べ、サイズは段階で指定します。
  • 全ページに出すならブロックテーマのヘッダー・フッターのテンプレートパーツ、クラシックテーマならウィジェットに置きます。
  • 表示されないときは、URLの入れ忘れ、スタイルと色指定の組み合わせ、テーマCSS、キャッシュの順に確認します。
  • コアにないサービスは、汎用リンクアイコン・画像やボタン・プラグインで補います。

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