2026年9月27日

2026年9月27日

WordPressのEacceleratorのエラー解決

はじめに

WordPressサイトのパフォーマンスを向上させるためには、適切なオプティマイザを使用することが重要です。Eacceleratorはそのようなツールの一つで、PHPの実行速度とメモリ効率を改善します。しかし、設置や設定が不十分だとエラーが発生しやすくなります。

この記事では、Eacceleratorの問題に直面した際の具体的な解決策について説明します。PHPのバージョンやサーバー環境によって異なる部分もあるため、適切な対応を理解しておくことが肝心です。

症状・背景

  • Eacceleratorがインストールされているのに「Eaccelerator not enabled」などのエラーが出る。
  • WordPressの管理画面で白い画面(空白ページ)になる。
  • PHPスクリプトの実行速度が予想より遅い。
  • サーバーの負荷が高い状態でWordPressサイトにアクセスするとレスポンスが悪化する。

手順・設定方法

ステップ1: Eacceleratorをインストールまたは再インストールする

# Eacceleratorの最新版をダウンロードします。
wget https://github.com/eaccelerator/eaccelerator/archive/master.zip

# ダウンロードしたファイルを展開して、適切なディレクトリに移動します。
unzip master.zip && cd eaccelerator-master

# PHPのモジュールとしてインストールする準備を行います。PHPがインストールされているパスを確認してください。
phpize
./configure --enable-eaccelerator=shared,autoload=yes,cache_dir=/var/lib/php/eaccelerator_cache/

# 準備ができたらインストールを実行します。
make && make install

# インストールが完了したら、Eacceleratorの設定ファイルを作成します。
echo "extension=eaccelerator.so" >> /etc/php.ini

ステップ2: Eacceleratorの設定を調整する

# PHPの設定ファイル(php.ini)を開きます。この例ではデフォルトの場所である/etc/php.iniを使用していますが、サーバーによって異なる場合があります。
nano /etc/php.ini

# Eacceleratorのキャッシュディレクトリと最大メモリ使用量を調整します。
eaccelerator.shm_size=64M
eaccelerator.cache_dir=/var/lib/php/eaccelerator_cache

ステップ3: Eacceleratorを有効にして再起動する

# PHPの設定ファイルにEacceleratorの拡張機能を追加します。
echo "extension=eaccelerator.so" >> /etc/php.ini

# 設定が反映されるようにApacheやPHP-FPMなどのウェブサーバーを再起動します。
systemctl restart apache2
systemctl restart php7.4-fpm  # PHPのバージョンに合わせて適宜変更してください。

# Eacceleratorの有効化確認を行う。phpinfo()関数を使用してEacceleratorが正しく読み込まれているか確認できます。
echo "<?php phpinfo(); ?>" > /var/www/html/phpinfo.php

ステップ4: サイトの動作チェックとパフォーマンス監視

# WordPressサイトにアクセスし、管理画面で正常に動作することを確認します。問題がなければphpinfo.phpファイルを削除してください。
rm /var/www/html/phpinfo.php

# 続いて、Eacceleratorによるパフォーマンスの向上を確認するため、サイトのページロード時間を計測します。
time curl -o /dev/null http://localhost/

注意事項

  • インストールや設定を行う前に、サーバーにインストールされているPHPバージョンとEacceleratorの互換性を調べてください。
  • EacceleratorはApacheやNginxなどのウェブサーバーと一緒に動作するため、それぞれの設定ファイルも確認してください。
  • キャッシュディレクトリは適切なアクセス権限を持つようにし、バックアップのために定期的にフラッシュすることを検討しましょう。
  • パフォーマンス監視ツールを使用して、Eacceleratorが期待通りに動作しているか確認することが重要です。

まとめ

1. インストール: Eacceleratorの最新版を適切なディレクトリにインストールします。

2. 設定調整: php.iniファイルでキャッシュディレクトリと最大メモリ使用量を指定します。

3. 有効化と再起動: サーバーを再起動し、Eacceleratorの動作確認を行います。

4. パフォーマンス監視: 継続的なパフォーマンスチェックを行い、必要に応じて設定を見直します。

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