2026年9月16日

2026年9月16日

WordPressでゲーム攻略・ゲーミングサイトを作る方法|構成・機能・著作権の注意点

ゲーム系のサイトをWordPressで作るときは、「ゲームタイトルごとに情報を探しやすい分類」と「アップデートに追従しやすい記事の作り方」を最初に決めておくと、記事が増えても崩れません。この記事では、攻略ブログ・レビューサイト・ゲーミングチームのサイトを想定して、サイトの目的と読者、カテゴリー設計、テーマの選び方、攻略表やコメント欄などの機能の実現方法、ゲーム画像や映像の権利確認、公開前のチェック項目を説明します。

どんなゲーミングサイトを作るかを決める

「ゲーミングサイト」と一口にいっても、目的によって必要なページが変わります。

  • 攻略・情報サイト:特定のゲームのキャラクター、装備、ステージ、イベントの情報をまとめる。読者は「今つまずいている箇所の答え」を探している
  • レビュー・紹介ブログ:複数のゲームを遊んだ感想やおすすめを書く。読者は「買うか、遊ぶか」を決めたい
  • ゲーミングチーム・配信者のサイト:メンバー紹介、大会実績、配信スケジュール、スポンサーや問い合わせの窓口

攻略サイトの読者は、ゲームを遊びながらスマートフォンで調べることが多く、目的の情報に早く届くことが何より大切です。レビューサイトでは、実際に遊んだ時間や遊んだ環境など、書き手の体験が読者の判断材料になります。

情報設計:カテゴリーとページの組み立て

ゲームタイトルを親カテゴリーにする

複数のゲームを扱うなら、WordPressの「投稿」→「カテゴリー」で、ゲームタイトルを親カテゴリー、その下に「キャラクター」「ストーリー攻略」「イベント」などの子カテゴリーを作ります。1つのゲームしか扱わない場合は、子カテゴリーにあたる分類を親カテゴリーにします。

カテゴリーは「記事の住所」、タグは「横断的な目印」と考えると整理しやすくなります。たとえばキャラクター名や属性はタグにして、タグのアーカイブページから関連記事を一覧できるようにします。タグは増やしすぎると似たページが乱立するので、使う語をあらかじめ決めておきます。

タイトル別のまとめページを作る

ゲームごとに「固定ページ」でまとめページを作り、主要な攻略記事への入口を並べます。読者はまずまとめページに来て、そこから目的の記事へ進む流れになります。パンくずリストを表示するテーマやSEOプラグインを使うと、今どの階層にいるかが伝わります。

情報の対象バージョンを明記する

アップデートで数値や仕様が変わるゲームでは、記事の冒頭に「どのバージョン・どの時期の情報か」を書き、テーマの機能で最終更新日を表示します。古くなった記事は、追記するのか、新しい記事に移して古い記事からリンクするのかを方針として決めておきます。

テーマの選び方

  • スマートフォンでの読みやすさ:表や長い記事が多いため、文字サイズと行間、表の横スクロール対応を確認します
  • 表示速度:画像が多くなりやすいジャンルです。装飾の多いテーマより、軽量なテーマのほうが運用しやすくなります
  • 目次とパンくず:テーマに目次機能がない場合は、目次プラグインで補います
  • ダークな配色への対応:ゲーム系では暗い背景のデザインが好まれますが、長文の読みやすさとのバランスを見ます。読者が切り替えられるダークモードを用意する方法もあります
  • 更新が続いているか:公式テーマディレクトリの最終更新日や対応バージョンで確認します

必要な機能と実現方法

攻略データの表

ブロックエディターの「テーブル」ブロックで、キャラクターの性能や装備の比較表を作れます。行数が多い表や、読者に並べ替えや検索をさせたい表は、TablePress などの表管理プラグインを使うと、1つの表を複数の記事で使い回せて、更新も1か所で済みます。

スマートフォンでは列が多い表ははみ出します。列を絞る、表を分ける、横スクロールさせるのいずれかで対応し、実機で確認します。

画像とスクリーンショット

スクリーンショットはそのままだと容量が大きいため、アップロード前に縮小・圧縮します。画像には内容が分かる代替テキストを入れておくと、画像が読み込めない環境や読み上げ環境でも内容が伝わります。

動画・配信の埋め込み

YouTubeの動画は、URLを段落に単独で貼るだけで埋め込みブロックになります。ほかの配信サービスは、各サービスが提供する公式の埋め込みコードを「カスタムHTML」ブロックに貼ります。1ページに動画を何本も並べると重くなるので、必要なものに絞ります。

コメント欄とコミュニティ

攻略サイトのコメント欄は情報交換の場になる一方で、スパムや荒らし、ネタバレの書き込みも集まります。「設定」→「ディスカッション」で、コメントを承認制にする、一定数以上のリンクを含むコメントを保留にするなどの設定を見直し、スパム対策プラグインを導入します。

活発な交流を求めるなら、サイト内に掲示板を作る(bbPress など)より、外部のコミュニティサービスへ誘導するほうが、管理の負担を抑えられる場合もあります。

チーム・配信者サイトの場合

メンバー紹介は「メディアとテキスト」ブロックやカラムブロックで、写真・担当・実績を同じ形式で揃えます。大会実績は投稿で積み上げ、配信スケジュールは固定ページにまとめます。スポンサーや出演依頼の問い合わせフォームも用意します。

ゲーム画像・映像の権利の確認

ゲーム系のサイトで最も注意が必要なのが、スクリーンショット、プレイ動画、公式イラスト、ロゴ、BGMの扱いです。

  • 多くのゲーム会社は、スクリーンショットや動画の利用についてガイドラインを公開しています。利用できる範囲、収益化の可否、ネタバレの扱い、クレジット表記の要否などが、会社やタイトルごとに異なります。扱うタイトルごとに、各パブリッシャーの公式情報を確認します
  • 公式サイトのイラストやロゴを、許可なく装飾やアイキャッチに使うのは避けます
  • 発売前のリーク情報や、ゲームデータの解析で得た非公開情報の掲載は、規約違反や権利侵害につながるおそれがあります
  • ガイドラインが見つからない、判断に迷うといった場合は、権利者への問い合わせや専門家への相談を検討してください

この記事の内容は執筆時点のものです(2026年10月現在)。各社のガイドラインは改定されることがあるため、一度確認した後も定期的に見直す前提で運用します。

公開後の運用

  • アップデート対応:大型アップデートの後は、影響を受ける記事を一覧にして順に更新します
  • 収益化する場合:広告やアフィリエイトリンクを載せるなら、広告であることが分かる表記を行い、広告リンクには rel="sponsored" を付けます
  • バックアップと更新:WordPress本体・テーマ・プラグインの更新前にバックアップを取ります
  • コメントの見回り:承認待ちのコメントを放置しないよう、確認の頻度を決めます

公開前チェックリスト

  • ゲームタイトルごとのカテゴリーとまとめページができている
  • 記事に情報の対象バージョンや時期を書き、最終更新日が表示される
  • 表がスマートフォンで崩れず読める
  • スクリーンショットや映像の扱いを、各パブリッシャーのガイドラインで確認した
  • コメントの承認やスパム対策を設定した
  • 問い合わせフォームのテスト送信が届く
  • プライバシーポリシーを用意している

まとめ

  • 攻略・レビュー・チームサイトのどれを作るかで、必要なページと機能が変わる
  • ゲームタイトルを親カテゴリーにし、まとめページから個別記事へ案内する
  • 攻略表はテーブルブロックや表管理プラグインで作り、スマートフォンで確認する
  • 情報の対象バージョンと更新日を明記し、アップデートのたびに見直す
  • スクリーンショットや映像は、各パブリッシャーのガイドラインを確認してから使う

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