2026年5月20日

2026年5月20日

BackWPupの使い方|バックアップの設定と復元手順(2026年版)

結論:BackWPupとは、できることとできないこと

BackWPupは、WordPressのデータベースとファイルを自動でバックアップするプラグインです(開発はWP Media)。無料版でも、基本のバックアップと自動化は一通りそろっています。 ただし、Google Driveへの保存と、保存先からの直接復元は、有料のPro版の機能です。

この記事は、2026年10月16日時点のwordpress.orgの公式ページにもとづいています。画面の項目名はバージョンで変わるため、画面の操作手順は載せていません。操作は、BackWPupの公式ドキュメントを参照してください。

無料版とPro版の違い

無料版 Pro版(有料)
バックアップの内容 データベースとファイルのフルバックアップ。データベースのみ、ファイルのみも選べる 無料版と同じ
自動バックアップ 毎時・毎日・毎週・毎月 無料版と同じ
即時バックアップ 1クリックで実行できる 無料版と同じ
保存先 複数の保存先に同時に保存できる(下の表) 保存先が追加される
バックアップ履歴・ログ 確認できる 無料版と同じ
復元 あり。ただし、手動でアップロードしたバックアップが対象 保存先から直接復元できる
WP-CLI 対応 対応
バックアップの暗号化 なし あり(暗号化したバックアップの復元も)
サイトの移行(ドメインやホスティング先の変更) なし あり
WordPressが使えないときの復元 なし スタンドアロン復元アプリ
有料サポート なし あり(開発チームによる)

※「なし」は、公式がPro版の機能として挙げていて、無料版の機能一覧には載っていないものです。

有効インストール数は、wordpress.orgのMeta欄で40万以上です(説明文には50万以上とあり、数字が一致していません)。WordPress 7.1.3までの動作確認が記載されています。

保存先

保存先 無料版 Pro版
Webサーバー(自分のサーバー内) 使える 使える
Dropbox 使える 使える
FTP 使える 使える
Amazon S3(互換ストレージを含む) 使える 使える
Microsoft Azure 使える 使える
SugarSync、Rackspace Cloud Files 使える 使える
Google Drive 使えない 使える
Microsoft OneDrive、Amazon Glacier、HiDrive 使えない 使える
  • Google Driveに保存したいなら、BackWPupではPro版が必要です。無料で使いたい場合は、UpdraftPlusなど、無料版でGoogle Driveに対応しているプラグインもあります(比較記事)
  • 1つのジョブで、複数の保存先に同時に保存できます。 自分のサーバーとクラウドの両方に置くと、片方が使えなくなっても、もう一方にバックアップが残ります
  • バックアップを、サーバーの中だけに置くのは避けてください。サーバーに障害が起きると、バックアップも一緒に失われるおそれがあります

バックアップを設定する流れ

公式のFAQでは、最初のバックアップは、管理画面のセットアップに従って、対象・スケジュール・保存先を選んで保存する流れとされています。すぐに実行することもできます。

  1. バックアップの対象を決める(データベースとファイル、またはどちらか一方)
  2. スケジュールを決める(毎時・毎日・毎週・毎月)
  3. 保存先を選ぶ(上の表のうち、使えるもの)
  4. 保存して、まず1回、すぐに実行する
  5. 保存先に、バックアップができているかを確認する

復元する方法

公式のFAQでは、サイトの復元は、BackWPupのバックアップ一覧から対象を選んで行うと説明されています。ただし、無料版とPro版で、復元できるバックアップの範囲が違います。

復元できるもの
無料版 手動でアップロードしたバックアップ
Pro版 保存先から直接復元できる(クラウドの保存先からも)

無料版の復元は、手動でアップロードしたバックアップが対象です。そのため、クラウドに保存したバックアップを、無料版で戻したいときは、バックアップのファイルを手元に取り出して、手動でアップロードする形になると考えられます。実際の手順は、公式のドキュメントで確認してください。

また、Pro版には、WordPressが動かなくなったときに使えるスタンドアロン復元アプリがあります。無料版にはありません。

バックアップを取っただけでは、復元できる保証にはなりません。 作ったバックアップを、テスト用のサイトなどで実際に戻せるか、確認してください。サイトを戻す手順の全体像は、WordPressをバックアップから復元する方法も参考にしてください。

WP-CLIで使う

BackWPupは、無料版とPro版の両方でWP-CLIに対応しています(公式のFAQ)。コマンドの書き方は、公式のドキュメントで確認してください。記事の古い版にあった、内部の関数を直接呼ぶ書き方は、公式の方法ではないため、載せていません。

よくある質問

無料版で足りますか。

公式の説明では、無料版には、フルバックアップ、自動化、複数のクラウド保存先、復元、WP-CLIが含まれます。直接のクラウド復元、暗号化、移行、スタンドアロン復元アプリ、有料サポートはPro版です。DropboxやAmazon S3に保存して、必要なときに手動でアップロードして復元する使い方なら、無料版で足ります。

Google Driveに保存できますか。

無料版では保存できません。Pro版の機能です。

ドメインやサーバーを変える移行にも使えますか。

移行は、Pro版の機能です。無料版で移行したい場合は、移行に対応した別のプラグインを検討してください(比較記事)。

UpdraftPlusなど、ほかのプラグインに切り替えられますか。

UpdraftPlusは、有料のPremium版で、BackWPupなど他のバックアッププラグインで作ったバックアップからの復元に対応しています(UpdraftPlus公式の説明)。

参考にした公式情報(2026年10月16日確認)

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