2026年9月4日
2026年9月4日
WordPressのブログページ(記事一覧ページ)を設定する方法
トップページとは別に /blog/ のような記事一覧ページを作るには、空の固定ページを1つ作り、「設定」→「表示設定」でそのページを「投稿ページ」に指定します。指定したページには、本文の代わりに投稿の一覧が自動で表示されます。この記事では、設定の手順に加えて、ブロックテーマで一覧のデザインを変える方法と、「一覧が表示されない」「本文が出ない」といったつまずきやすい点の対処を説明します。
ブログページ(投稿ページ)とは
WordPressの初期状態では、トップページに最新の投稿が一覧で並びます。企業サイトなどでトップページを固定ページにすると、記事の一覧を表示する場所がなくなるため、別のページを「投稿ページ」として指定します。この投稿ページが、一般に「ブログページ」「記事一覧ページ」と呼ばれるものです。
投稿ページに指定された固定ページは、通常の固定ページとは扱いが変わります。
- 固定ページに書いた本文は表示されず、投稿の一覧に置き換わります。
- 表示には固定ページ用ではなく、記事一覧用のテンプレートが使われます。
- 1ページあたりの表示件数は「表示設定」の値に従い、2ページ目以降のページ送りも自動で作られます。
この仕組みを知らないと「ページに書いた内容が消えた」と感じてしまうので、最初に押さえておいてください。
設定の手順
1. 記事一覧用の固定ページを作る
- 「固定ページ」→「新規固定ページを追加」を開きます。
- タイトルに「ブログ」や「お知らせ」など、記事一覧の名前を入力します。
- 本文は空のままにします。
- 右側の設定サイドバーで、URLのスラッグを
blogやnewsなど短い英数字にします。 - 「公開」をクリックします。
下書きのままだと次の手順の選択肢に出てこないので、公開状態にしておきます。
2. 「表示設定」で投稿ページに指定する
- 「設定」→「表示設定」を開きます。
- 「ホームページの表示」で「固定ページ(以下を選択)」を選びます。
- 「ホームページ」には、トップに表示する固定ページを選びます。
- 「投稿ページ」には、手順1で作ったページを選びます。
- 「変更を保存」をクリックします。
この画面の操作はクラシックテーマでもブロックテーマでも同じです(2026年10月現在)。トップページ側の設定については、関連記事のフロントページの設定方法もあわせて確認してください。
3. 表示件数を決める
同じ「表示設定」の画面にある「1ページに表示する最大投稿数」で、記事一覧に1ページあたり何件並べるかを指定します。初期値は10件です。件数を超える分は、2ページ目(/blog/page/2/ のようなURL)に送られます。
4. メニューに追加する
投稿ページはメニューに自動では追加されないことが多いので、サイトの訪問者がたどり着けるようにメニューへ追加します。
- クラシックテーマ:「外観」→「メニュー」で、固定ページの一覧から記事一覧用のページにチェックを入れて「メニューに追加」し、「メニューを保存」します。
- ブロックテーマ:「外観」→「エディター」→「ナビゲーション」でメニューを開き、リンクを追加して記事一覧用のページを選びます。
ブロックテーマで記事一覧のデザインを変える
ブロックテーマでは、投稿ページの見た目は「ブログホーム」(home)テンプレートで決まります。テーマにこのテンプレートがない場合は、「インデックス」(index)テンプレートが代わりに使われます。
- 「外観」→「エディター」→「テンプレート」を開きます。
- 「ブログホーム」を選んで編集画面を開きます。
- 記事の一覧を表示しているのは「クエリーループ」ブロックです。その中の「投稿テンプレート」部分で、タイトル・アイキャッチ画像・抜粋・投稿日などのブロックを並べ替えたり、追加・削除したりできます。
- 編集が終わったら「保存」をクリックします。
ここで大事なのが、クエリーループの設定です。ブログホームのテンプレートでは、クエリーループがテンプレートのクエリーを引き継ぐ設定になっていることが前提です。この設定がオフ(独自に件数や並び順を指定するカスタムの設定)になっていると、表示設定の件数が反映されなかったり、2ページ目以降に同じ記事が並んだりします。クエリーループブロックを選び、右側の設定パネルでクエリーの種類を確認してください。設定項目の名前はバージョンによって異なります。
テンプレートを編集してうまくいかなくなった場合は、テンプレート一覧の操作メニューから、テーマの初期状態に戻す(カスタマイズをリセットする)ことができます。
クラシックテーマの場合
クラシックテーマでは、投稿ページの見た目はテーマのテンプレートファイル(home.php、なければ index.php)で決まります。管理画面から変えられるのは、テーマがカスタマイザーに用意している範囲(抜粋表示にするか、サイドバーを出すかなど)です。それ以上の変更は子テーマでテンプレートを編集する必要があり、初心者にとってはハードルが高めです。まずは「外観」→「カスタマイズ」にブログ一覧の項目がないかを確認してください。
よくあるトラブル
記事一覧ではなく、空のページやテンプレートの中身だけが表示される
ブロックテーマで、ブログホームのテンプレートにクエリーループブロックがない、またはクエリーループがカスタムの設定で投稿が0件になる条件になっていると起こります。テンプレートを開いてクエリーループの有無と設定を確認します。テーマの初期状態に戻すと直る場合も多いです。
固定ページに書いた本文が表示されない
投稿ページに指定したページの本文は、仕様として表示されません。一覧の上に紹介文を出したい場合は、ブロックテーマならブログホームのテンプレートのクエリーループの上に段落ブロックを置きます。クラシックテーマではテーマが対応していればカスタマイザーから設定でき、対応していなければテンプレートの編集が必要です。
固定ページの編集画面で選んだテンプレートが効かない
投稿ページに指定したページでは、固定ページの編集画面でテンプレートを選んでも反映されません。投稿ページの表示には常に記事一覧用のテンプレートが使われるためです。デザインはブログホームのテンプレートで調整します。
ホームページと投稿ページに同じページを選んでいる
同じページを両方に指定すると、表示設定の画面に警告が出て、トップページも記事一覧も正しく表示されません。トップ用と記事一覧用は別々のページにします。
/blog/ を開くと「見つかりません」になる
ページが公開されているか、スラッグが合っているかを確認します。問題がなければ「設定」→「パーマリンク」で何も変えずに「変更を保存」をクリックし、URLの設定を更新します。投稿ページのURLを変えたい場合は、固定ページ側のスラッグを編集すれば反映されます。
投稿ページを使わずに記事一覧を置きたい
固定ページの本文に「クエリーループ」ブロックや「最新の投稿」ブロックを置くと、通常の固定ページの中に記事一覧を表示できます。トップページの一部に新着記事を数件だけ並べたい場合は、この方法が向いています。
まとめ
- ブログページは、空の固定ページを作り「設定」→「表示設定」で「投稿ページ」に指定すると作れます。
- 投稿ページに指定したページの本文や個別のテンプレート指定は使われず、記事一覧用のテンプレートで表示されます。
- ブロックテーマでは「ブログホーム」テンプレートのクエリーループでデザインを変え、クエリーはテンプレートの設定を引き継ぐ状態にしておきます。
- 一覧が出ないときは、テンプレートのクエリーループ、同じページの二重指定、パーマリンクの再保存を順に確認します。