2026年10月17日
2026年10月17日
WordPress向けレンタルサーバーの選び方|確認すること・主要3社の公式情報(2026年版)
結論:まず「WordPressの動作要件」を満たすかを確認する
WordPressに合うレンタルサーバーを選ぶときは、料金や知名度の前に、WordPress公式の動作要件を満たせるかを確認します。要件を満たせないと、更新やプラグインの導入で、あとから困ります。
この記事は、特定のサーバーを「一番」とは決めません。 用途ごとに、確認する項目を示します。料金は載せていません。各社の公式ページで確認してください。また、アフィリエイトリンクは含めていません。
この記事は、2026年10月16日時点の公式情報にもとづいています。サービスの内容は変わります。契約の前に、各社の公式ページを確認してください。
WordPress公式の動作要件
WordPress.orgの要件ページ(2026年10月16日確認)には、次のように書かれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| PHP | 8.3以上を推奨(7.4以上でも動作はするが、公式にサポートが終了しており、脆弱性にさらされるおそれがあるとの警告があります) |
| データベース | MariaDB 10.11以上、またはMySQL 8.0以上を推奨 |
| HTTPS | 対応が必要 |
選ぼうとしているサーバーが、これらに対応しているかを、公式の仕様のページで確認してください。PHPのバージョンの切り替えについては、WordPressのPHPバージョンアップ手順を参照してください。
選ぶときの確認項目
| 確認すること | 見るポイント |
|---|---|
| PHPとデータベースのバージョン | 上の動作要件に対応しているか。PHPのバージョンを自分で選べるか |
| WordPressの導入のしやすさ | インストールや移行を、手助けする機能があるか |
| SSL | 無料で使えるか。ドメインごとの追加の手続きが必要か |
| バックアップ | 自動バックアップがあるか。保存期間、復元の手順、プランによる違い |
| 表示の速さ | Webサーバーの種類、キャッシュの仕組みなど、速度に関わる機能があるか |
| サポート | メール・電話・チャットのどれが使えるか。受付の時間帯 |
| お試し期間 | 契約の前に、試せる期間があるか |
特に、バックアップの条件は、プランによって違うことがあります。バックアップの有無や保存期間は、契約するプランの仕様で確認してください。サーバーの機能に頼らず、プラグインでバックアップを取る方法もあります(WordPressバックアッププラグイン比較【2026年版】)。
公式トップページで確認できた特徴(3社)
次の表は、各社の公式トップページに書かれていた内容です(2026年10月16日確認、料金を除く)。「記載なし」は、機能が無いという意味ではありません。 トップページに書かれていなかった、という意味です。詳しい仕様は、各社の仕様のページで確認してください。
| エックスサーバー | ConoHa WING | ロリポップ! | |
|---|---|---|---|
| WordPressの導入 | 「WordPressクイックスタート」。WordPress運用向けのプランには、有料の「設定おまかせサポート」でインストールを代行する案内がある | 「WordPressかんたんセットアップ」(サーバー契約、独自ドメイン、WordPress、SSLの設定をまとめて進める)。他社からの移行用に「WordPressかんたん移行」 | 「60秒でWordPressインストール」。申し込みと同時にセットアップされる |
| 独自SSL | 無料・無制限(運営中のドメインに対して) | 無料で利用可能 | 「すべてのプランで利用可能」(無料かどうかは、トップページに記載なし) |
| 自動バックアップ | WordPress運用向けのプランのみ、過去14日分(ほかのプランの記載なし) | Web・メール・DBのデータを1日1回保存し、過去14日分を復元に使える。無料。復元はコントロールパネルから | トップページに記載なし |
| PHPのバージョン | 選択機能の記載はなし。「PHP 8.2〜PHP 8.5 アップデートのお知らせ」が掲載されている | 「PHP8 / PHP7 / PHP5対応」と記載 | トップページに記載なし |
| 速さに関わる機能 | 「Xアクセラレータ」「XPageSpeed」 | nginx、独自チューニングキャッシュ、LiteSpeed LSAPI など | ハイスピードプランは、WebサーバーにLiteSpeedを採用 |
| サポート | 無料のメール・電話。メールは24時間365日受付、電話とチャットは平日10:00〜18:00 | 電話・メールサポートが「あり」 | AIチャットは24時間対応。チャット・メールの専門スタッフ。電話はハイスピードプラン以上 |
| お試し期間 | 10日間 | トップページに記載なし | 10日間 |
- 「さくらのレンタルサーバ」は、公式トップページから、機能を確認できませんでした。そのため、表には載せていません
- 3社とも、PHPのバージョンを自分で選べるか、WordPressの推奨(8.3以上)に対応しているかは、トップページだけでは確認できません。契約の前に、仕様のページで確認してください
VPSとの使い分け
レンタルサーバーは、サーバーの設定や保守を、運営側に任せられます。サーバーを自分で細かく設定したい場合や、ほかのソフトも動かしたい場合は、VPSという選択肢もあります。違いは、VPSとレンタルサーバーの違いと選び方にまとめています。
契約したあとにすること
- PHPのバージョンを確認する(サイトヘルスで見られます)。要件を満たしていなければ、切り替える
- バックアップの設定を確認する。サーバーの機能と、プラグインのどちらを使うかを決める
- SSLが有効になっているか確認する
- ログインのセキュリティを強化する(WordPressに二要素認証(2FA)を実装する方法)
よくある質問
どのレンタルサーバーが一番おすすめですか。
この記事では、1社を決めて勧めることはしません。PHPとデータベースの対応、バックアップの条件、サポートの時間帯、お試し期間など、自分が重視する項目で比べてください。
料金は載っていませんか。
載せていません。料金は変わるため、各社の公式ページで確認してください。
お試し期間はありますか。
エックスサーバーとロリポップ!は、公式トップページに10日間のお試し期間が書かれています。ConoHa WINGは、トップページに記載がありませんでした。
自動バックアップは、どのプランでも使えますか。
エックスサーバーは、トップページで、WordPress運用向けのプランのみ、自動バックアップと過去14日分の保持が書かれています。ConoHa WINGは、1日1回、過去14日分を無料で復元に使えると書かれています。ロリポップ!は、トップページに記載がありません。契約するプランの仕様で確認してください。