2026年5月26日

2026年5月26日

WordPressで記事を書く手順(初心者向け):新規作成から公開までの流れ

WordPressで記事を書く流れは、「投稿」メニューから新規作成し、ブロックエディターでタイトルと本文を入力し、右側の設定パネルでカテゴリーやアイキャッチ画像を決めてから公開する、という順番です。この記事では、初めて記事を書く人向けに、画面のどこで何をするかを順に説明し、あわせて公開前の確認点と、つまずきやすい場面の対処法を紹介します。WordPress標準のブロックエディターを前提にしています(2026年10月現在。画面の表記はバージョンやテーマで多少異なります)。

書き始める前に決めておくこと

管理画面を開く前に、次の3点をメモしておくと、書いている途中で迷いにくくなります。

  • 誰の、どんな疑問に答える記事か: 例「WordPressを始めたばかりで、記事の公開方法が分からない人」
  • 結論: 読者が記事を読み終えたときに分かっていること
  • 見出しの案: 結論にたどり着くまでの段取りを3〜6個の見出しに分けたもの

見出しの案があると、本文は見出しごとの小さな文章を書く作業になります。いきなり書き始めるより、結果的に早く仕上がります。

記事を新規作成する

管理画面の左メニューで「投稿」にマウスを合わせ、「新規投稿を追加」(バージョンによっては「新規追加」)を選びます。ブロックエディターが開き、上部に「タイトルを追加」、その下に本文を入力する場所が表示されます。

固定ページ(「会社概要」や「お問い合わせ」など)と投稿は別物です。日々書き足していく記事は「投稿」で作ります。固定ページにはカテゴリーやタグがなく、ブログの記事一覧にも並びません。

タイトルを入力する

タイトル欄に記事の題名を入力します。タイトルは検索結果やSNSでの表示にも使われるため、内容が一目で分かる言葉を入れます。長すぎると検索結果で末尾が省略されるので、伝えたい言葉を前半に置くのが一般的です。

本文をブロックで書く

ブロックエディターでは、段落、見出し、画像、リストなどの部品(ブロック)を積み重ねて本文を作ります。

段落を書く

タイトルの下をクリックすると、段落ブロックになっていて、そのまま文章を入力できます。Enterキーを押すと新しい段落ブロックが作られます。段落内で改行だけしたいときは、Shift+Enterを使います。

見出しを入れる

ブロックを追加する方法は主に3つあります。

  • 空の段落で「/」(半角スラッシュ)を入力し、続けて「見出し」と打って候補から選ぶ
  • 画面左上やブロックの間に出る「+」ボタンから選ぶ
  • 空の段落の先頭で「## 」(半角シャープ2つと半角スペース)と入力する

見出しブロックを選ぶと、ツールバーでH2・H3などのレベルを変えられます。記事の大きな区切りをH2、その中の小さな区切りをH3にします。H1は記事タイトルに使われるため、本文では通常使いません。見た目の大きさで選ぶのではなく、文書の構造に合わせてレベルを選ぶことが大切です。

リストと画像を入れる

空の段落の先頭で「- 」(半角ハイフンと半角スペース)を入力すると、箇条書きのリストになります。画像は「/画像」で画像ブロックを追加し、パソコンからアップロードするか、メディアライブラリから選びます。

画像を入れたら、ブロックの設定パネルにある「代替テキスト」に、何が写っているかを短く書いておきます。代替テキストは、画面読み上げを使う読者や、画像が表示されなかったときに使われます。アップロード前に画像の幅を記事の表示幅に近いサイズへ縮小しておくと、表示が遅くなるのを防げます。

構造を確認する

上部ツールバーの「リスト表示」アイコンを押すと、記事内のブロックが一覧で表示されます。見出しのレベルが飛んでいないか、不要な空のブロックが残っていないかをここで確認できます。

右側の設定パネルを整える

画面右上の歯車アイコンを押すと設定パネルが開きます。「投稿」タブで次の項目を設定します。

  • カテゴリー: 記事の分類です。1記事に1つを基本にすると、サイトの構造が整理しやすくなります。何も選ばないと既定のカテゴリー(初期状態では「未分類」)に入ります
  • タグ: 記事の話題を表すキーワードです。使わない運用でも問題ありません
  • アイキャッチ画像: 記事一覧やSNSでの共有時に表示される代表画像です。テーマによって推奨サイズが異なります
  • 抜粋: 記事一覧に表示される要約です。空欄の場合は本文の冒頭から自動で作られます
  • URL(パーマリンク): 記事のアドレスの末尾部分(スラッグ)です。日本語のタイトルのままだと長い文字列になるため、内容を表す短い英単語に変えておくのが一般的です

URLは公開後に変えると、それまでのリンクやSNSでの共有が切れる原因になります。公開前に決めておいてください。

保存・プレビュー・公開

下書き保存

右上の「下書き保存」を押すと、公開せずに保存されます。Ctrl+S(Macは⌘+S)でも保存できます。WordPressには自動保存の機能もありますが、区切りのよいところで自分でも保存しておくと安心です。

プレビュー

「プレビュー」から、公開したときの見た目を新しいタブで確認できます。エディター上の見た目と、実際のテーマでの表示は異なることがあるため、公開前に一度は確認してください。スマートフォンでの見え方もプレビューの項目から切り替えられます。

公開と予約投稿

「公開」ボタンを押すと、公開前の確認パネルが表示され、もう一度「公開」を押すと記事が公開されます。日時を指定して公開したい場合は、設定パネルの「公開」の項目で日時を未来に変えると、ボタンが「予約投稿」に変わります。

つまずきやすい場面と対処法

  • 書いた内容が消えた: 投稿の設定パネルにある「リビジョン」から、以前の保存状態に戻せます。リビジョンの項目は、2回以上保存したあとに表示されます
  • ブロックを間違えて消した: Ctrl+Z(Macは⌘+Z)で元に戻せます
  • プレビューと公開後の表示が違う: キャッシュプラグインを使っている場合は、キャッシュを削除してから確認します
  • 「更新に失敗しました」と表示される: 通信が一時的に切れた、セキュリティ系のプラグインやサーバーの設定が保存を妨げている、といった原因が考えられます。まず下書きの内容を別の場所にコピーして守ってから、再読み込みして保存し直します
  • 改行の幅が思ったより広い: Enterは段落の区切り、Shift+Enterは段落内の改行です。用途に合わせて使い分けます

公開前のチェックリスト

  • タイトルで内容が伝わるか
  • 冒頭で結論や記事の目的を示しているか
  • 見出しのレベルが構造に合っているか
  • 画像に代替テキストを入れたか
  • カテゴリーとURLを設定したか
  • プレビューでスマートフォン表示を確認したか

まとめ

  • 記事は「投稿」から新規作成し、タイトル、本文、設定パネル、公開の順で仕上げます
  • 本文は段落・見出し・リスト・画像のブロックを積み重ねて作り、「/」や「+」で追加します
  • 見出しはH2・H3を文書の構造に合わせて使い、画像には代替テキストを入れます
  • カテゴリーとURLは公開前に決め、公開後はむやみに変えないようにします
  • 下書き保存とプレビューを習慣にし、消えたときはリビジョンから戻します

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